第47回セミナーのご案内

  • 日時: 2016年11月12日(土) 14:00 開始 16:00終了予定
  • 場所: 湘南高校 歴史館スタジオ
  • テーマ: 映画を通して見るシンガポールの現代社会
  • 講師: 盛田茂氏 (43回生)
  • 対象: 湘南高校 卒業生、在校生
  • 参加費: 無料
  • 事前申込: 不要

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【概要】
2016年、日本・シンガポール外交関係樹立 50周年 を迎えた両国にとり、金融、情報通信、科学技術などの連携深化に止まらない、文化・芸術面の相互理解が今後益々重要になると考えます。

昨年、建国以来一貫して国民を主導してきたリー・クアンユー氏が逝去しましたが、同国ではこの数年、モノの豊かさより「心の豊かさ=多様性に富む生き方」への思考転換志向が顕在化しています。

本日は、2006年より毎年1~2ヵ月間滞在し監督たちと面談した内容を基に、代表的作品のダイジェスト版を観ながら彼等が如何なる主張を展開しているのか、その社会的背景も併せ紹介させていただきます。
湘友会の皆様よりの貴重なご意見・感想を伺えれば幸いです。

【略歴】
1949年 神奈川県生まれ。
1968年 県立湘南高校卒業。
1973年 慶應義塾大学商学部卒業後、三井不動産株式会社 (26年間)、株式会社スタジオ・ジブリ (6年間) に勤務。
2006年 青山学院大学 大学院国際政治経済学研究科修士課程修了。
2011年 明治学院大学 大学院文学研究科 映像芸術学 専攻 博士課程修了、芸術学博士。 学位論文「1990年代以降の『シンガポール映画再生』言説の再評価と課題」。
現在、立教大学 アジア地域研究所 特任研究員

【著作】

  • 『事典ロサンゼルスに暮らす』 (中央出版社; 1999年)
  • 田村慶子編著『シンガポールを知るための65章』 (明石書店; 2013年第3版、及び2016年第4版) 「シンガポールの映画」の章を担当。
  • 渡辺潤・宮入恭平編著『文化系学生のレポ-ト・卒論術』 (青弓社2013年) 「映画」の章を担当。
  • 渡辺潤編著『レジャー・スタディーズ』 (世界思想社; 2015年) 第11章「ライフサイクル」、及び第13章「映画とテレビ」の映画の箇所を担当。
  • 『シンガポールの光と影―この国の映画監督たち―』 (インターブックス社 2015年)。