- 日時： 2016年 6月 4日(土) 14時～16時
- 場所： 湘南高校 歴史館スタジオ
- テーマ： 「公正・不偏の視点から世界をとらえる──思い込みの世界史」
- 講師： 山口 洋一氏 (30回生)
- 対象： 湘南高校 在校生、卒業生、教職員
- 参加費： 無料
- 事前申込： 不要
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【概要】
われわれ日本人は、現に起こりつつある世界の出来事についても、過去の歴史についても、西洋人の視点からとらえる傾向がある。マスコミの報道はもとより、教科書をはじめとする出版物や知識層の発言に至るまで、このような欧米志向の病に冒されている。
「戦後体制からの脱却」が叫ばれて久しいが、この傾向は一向に改まっていない。もっとも、これは何も大東亜戦争の敗戦がもたらしたと言うよりは、明治維新の文明開化以来、日本人に根付いてきた宿命的性癖と言える。
かかる事態を直視し、偏らない正しい視点から世界をとらえることの重要性を改めて考え直す必要がある。
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【著書】
「<思いこみ>の世界史 ～外交官が描く実像～」「敗戦への三つの<思いこみ> ～外交官が描く実像～」「腑抜けになったか日本人 ～日本大使が描く戦後体制脱却への道筋～」
「マダガスカル ～アフリカに一番近いアジアの国～」「トルコが見えてくる ～この親日国の重要性～」「ミャンマーの実像 ～日本大使が見た親日国～」「歴史物語 ミャンマー ～独立自尊の意気盛んな自由で平等の国～」