湘友会 湘南高校創立90周年事業のページ

湘南高校創立90周年記念募金趣意書

謹啓
 湘友会会員の皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素は、湘友会活動に多大なご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、大正10年(1921年)県立中学として創立された湘南高校は、平成23年(2011年)に90周年を迎えます。
 この機会に、湘友会は母校が執り行う創立90周年記念事業の一環として記念募金を実施し、以っていくつかの機能を併せ持つ校史資料館(仮称)を校内に建設し、母校へ寄贈することといたしました。
 新施設が担う役割・機能の主なものを下に記しますので、なにとぞ趣旨にご賛同賜り、ご厚志をお寄せくださいますよう、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

1.旧制中学、新制高校を通しての湘南における教育史をたどる場とします。
  全日制、定時制、通信制の歴史資料を整理・保存し、広く卒業生、在校生、教職員、保護者さらに全国の教育関係者などに展示・公開します。
  湘南の歴史は、県はもとよりわが国の中等教育を語る上で極めて貴重なものとして、その資料の保存・公開が県教育委員会ほか多方面から期待されています。

2.在校生の教育の場として多目的に活用します。
  在校生が母校の歴史や伝統をその時代背景とともに学ぶことの出来る場、また部活動支援や課外講座などの機会を通して卒業生と在校生、   教職員とが自由に交流できる場とします。

3.卒業生の社会での活躍、功績、足跡を伝える資料、著作、美術作品などを保存・展示する場とします。

4.卒業生が気軽に立ち寄れる親睦の場とし湘友会事務所の機能も包含します。

5.ご寄付くださった方々のご芳名を新施設内に刻して顕彰し、かつて「秀麗の富士を高く西に仰ぐ」あの丘に学び青春の大切な一時期を過ごした、という皆様の想い出を形で残す場とします。

 なお、皆様よりの寄付金は、湘友会で取りまとめの上、本年2月神奈川県条例により誕生した「神奈川県まなびや基金」に提供し (法人の場合は個別に基金宛に直接寄付)、建設工事は県の事業として遂行されます。
 このため、寄付金は所得税法上の所得控除の対象となることはもとより、個人の場合には所謂「ふるさと納税」制度が適用され、  住民税が寄付額に対応して減額されますので、皆様の実質的なご負担は相当程度軽くなります。詳しくは、「募金要項」をご参照ください。

謹白
平成21年9月吉日

90周年記念募金実行委員長 湘友会 会長 田辺 克彦(36回)
神奈川県立湘南高等学校 校長
川井陽一
発起人代表 元湘友会 会長
杉山 巖 (27回)
同 副代表 前湘友会 会長
天野 武和(31回)


校史資料館(仮称)建設計画

建設場所 県立湘南高校・清明会館(セミナーハウス)1階
規模 約360平方米
施設概要 展示スペース、資料閲覧スペース、資料庫、会議室、事務室
内装・室内
レイアウト等
外壁 アルミサッシ、ガラス張り
床  木製フローリング
天井 不燃材 透し貼
家具 臨機応変にレイアウトが可能なように木製の移動式を基本
空調 あり

資料館内部・外観イメージ

平面図
資料館の平面図

資料館のイメージ模型
資料館の模型

資料館の模型、解説つき

上の画像とその上の模型のイメージとは、「倉庫が中にある」ところが違います。
いくらでも、中身は変えられます。
又、出来るだけ移動可能な展示棚にして、映像、セミナーと自由に使える、空間を目指しています。

 
設置場所
資料館の設置場所