受賞の業績は「有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング」。
根岸氏は
「夢見たことがかなった。永遠の楽観主義を持って研究する姿勢が大切だ」、さらに「世界が舞台だ。日本の若者も海外に打って出るべきだ」とコメントした。
*授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれる。
――根岸氏略歴―― 昭和10年 旧満州国(現中華人民共和国吉林省長春市)にて誕生 昭和28年 湘南高等学校を卒業 昭和33年 東京大学工学部応用化学科卒業 帝人入社 昭和38年 ペンシルベニア大学にて理学博士を取得 昭和41年 帝人を退職してパデュー大学博士研究員となる。指導教授はハーバート・C・ブラウン博士(1979年ノーベル化学賞受賞) 昭和54年 パデュー大学教授に就任。 |
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この報道を聞き川井湘南高校長、田辺湘友会長連名で早速お祝いのメッセージを送ると共に、来年迎える母校の創立90周年記念に後輩の生徒に講演をして頂く計画の検討に入った。 また「校史資料館(仮称)」開館にあたり、『根岸さんコーナー』を設ける等の企画も持ち上がった。 |