- 日時： 2016年12月10日(土) 14：00 開始 16：00終了予定
- 場所： 湘南高校 歴史館スタジオ
- テーマ： 京都大学の歴史を考える －京都大学大学文書館での経験から－
- 講師： 西山 伸氏 (57回生)
- 対象： 湘南高校 卒業生 並びに 在校生
- 参加費： 無料
- 事前申込： 不要
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【概要】
1897 (明治30) 年に日本で二番目の大学として設立された京都大学は、来年で創立百二十周年を迎えます。京大は「自由の学風」で知られ、東京大学とは違った個性をもち、その歴史を積み重ねてきました。
私は、大学院修了後『京都大学百年史』の編纂に携わり、その後は京大に関する各種の資料の受入・調査研究・公開を行う組織である京都大学大学文書館に勤務し、京大をはじめとする大学の歴史の研究に関わってきました。
そうした経験をふまえ、本セミナーでは京都大学を中心に近代日本の大学の歴史についてお話ししたいと考えています。また、その際現在の私の研究テーマである戦時期の大学、特に学徒出陣についても言及するつもりです。
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【略歴】
1963年 兵庫県生まれ
1982年 湘南高校卒業
1983年 京都大学文学部入学
1993年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学 (日本近現代史専攻)
1993年 京都大学文学部助手 ※『京都大学百年史』編纂に従事
2001年 京都大学大学文書館助教授
2012年 京都大学大学文書館教授
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【主要業績】
・『学校沿革史の研究 総説』野間教育研究所紀要第47集、2008年［共著］
・「「学徒出陣」研究序説」（辻本雅史編『知の伝達メディアの歴史研究』思文閣出版、2010年
・「京都大学における「大学紛争」」 (『京都大学大学文書館研究紀要』第10号、2012年)
・『学校沿革史の研究 大学編１ テーマ別比較分析』野間教育研究所紀要第53集、2013年［共著］
・『学校沿革史の研究 大学編２ 大学類型別比較分析』野間教育研究所紀要第58集、2016年［共著］
・「徴集猶予停止をめぐるいくつかの問題について」 (『京都大学大学文書館研究紀要』 第14号、2016年)