湘友会関西支部: 阪大ロボット見学と懇親会

湘友会関西支部6月の行事【平成29年6月24日(土)】 阪大ロボット見学と懇親会 報告 (情報31号)
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1. 見学会: 大阪大学総合学術博物館待兼山修学館

   阪急石橋駅に14時30分、10名 (一花夫人、大野、石川、椿、長谷部、砂川、辻村、公文、斎藤、井澤) が集合して阪大に向かいました。先導の井澤が学生風の集団につられて道を間違え、かなり遠回りして博物館に着きました、なお、ここは無料でした。

この博物館は、大学の社会貢献の一環として地域社会と大学の連携、いわゆる「社学連携」の主要な一つとして機能すべく作られたもので、1階にはオープンテラスのあるカフェ「坂」が市民との交流の場としてあり、これは大学博物館では初めての試みのようです。

企画展として「ロボットの世界」を目的に来たのですが、3階会場の入口で我々を迎えてくれたのがダ・ビンチのアンドロイドで、瞬きするなどその精巧さに驚きました、ロボットももうここまで来たかと感心しました。
会場では、54回生の大阪大学(豊中キャンパス)大学院理学研究科数学専攻・理学部数学科教授 藤原彰夫先生にお会い出来ました。先生は会員登録されておりますが多忙で参加されたことはありませんが、メールの情報からこの行事をみて訪ねて来て下さいました。

先生には久し振りに同窓の皆様に会って喜んで頂きましたが、合わせて大学研究者の時間的・金銭的な窮状についてのお話には一同考えされました。特に、国立大学予算の半分以上が東京大学と京都大学に持って行かれて、大阪大学にはなかなか届かないとの具体的な事例にはうなずく他ありませんでした。
一番若手48回生の斎藤さんから「当会の若返りのためにも、是非時間を見て湘友会に参加するよう」勧めて貰い再会を約して、藤原教授はお忙しいお仕事に戻られました、土曜日なのにお忙しいのですね。

もう一つの「ワニの化石」展示場を見学しました。1964年5月、豊中キャンパスから出土したマチカネワニの化石の復元骨格は、日本で初めてのワニ類の化石で、47万年前に怪我をしながら動き回っていたことがはっきり分かるなど極めて珍しい化石とのことでした。

その後は、カフェに行く人、他の展示を見学する人に分かれ、16時30分に集合して今度は真っすぐ石橋駅に、そして懇親会に向かいました。
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2. 懇親会:ホテルグランヴィア (アブ)  17時30分より  15名

昨年の総会を行った「アブ」で、新たに 5名(高木、大下、添田、公文ご主人、少し遅れて福島支部長)が加わり、懇親会は開催されました。

大先輩の中元さんは膝が不自由となり遠路は無理で残念ながら欠席との連絡と、初めは10名しか参加がなく個室の確保が危なかったが15名に増え感謝の報告が幹事からあり、高木さんの乾杯で開会しました。

今回はご主人欠席にもかかわらずロボットに引かれて一花夫人がお一人で参加頂き、何時もよりは羽を伸ばして楽しい時間を過ごされたように思えました、有難うございました。

石川さんの曾孫自慢、高木さんの俳句のご披露や椿さんのダイエット成功談義、添田さんの海外協力隊への参加希望などの近況報告で、またたく間に2時間が過ぎ校歌を歌い、記念撮影をして散会しました。
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3. 次回以降の予定

・次回は10月 1日(日) 伊丹市内散策と懇親会: この処阪急沿線の近いところ (池田、石橋) ばかりですが、これは座って行ける所と考えてのこと。その内かつてのように奈良や京都も如何でしょうか、若い人が来て頂ければ。 (大下)

・総会: 11月26日(日) 鈴木さんにお世話になって美々卯で懇親会を企画しています。

次回以降については、改めてご案内致しますが是非予定に入れておいて頂きたいと思います。

(文責 連絡幹事  井澤 勝)