「一成さんの会」 今年も集まりました。

昭和29年から昭和48年まで湘南高校に在職された石川一成先生が不慮の事故で急逝されたのは昭和59年10月でした。一成さんが担任された最後のクラスである48回生31組は、毎年10月に、お墓参りと偲ぶ会を「一成さんの会」と称して行っており、お墓参りには数人、偲ぶ会には十数人が参加しています。このような会が33年間も途切れることなく続き、クラスのメンバーの多くが参加しているというのは、人それぞれ違っても、高校時代に一成さんから大切なものをもらったからだと思います。この会の常連だったメンバーのうち3人が一成さんと同じ世界に行ってしまいましたが、我々が集まっているときに、こちらと同じように、一成さんとともに酒を酌み交わしているような気がしています。

近藤 和朗 (48回生)