平成30年度 湘友会総会 報告

平成30年度湘友会総会は、6月16日(土) 藤沢商工会館ミナパークで開催され、例年より大幅に多い223名の参加があった。これは今回運営を担当した輪番学年の48回生と58回生の動員力によるものと思われる。
総会ではこの1年間に逝去された方への黙祷の後、上野孝会長と稲垣校長から、湘南高校の最近の進学実績と100周年に向けた活動に関しての挨拶があった。

続いて議事として、各委員会や定時制部会、通信制部会からの報告と29年度決算・30年度予算、役員人事のなどの提案があり、いずれも承認された。また、100周年関連では、奨学財団の設立と公益財団への移行、特別会計からの2000万円の拠出と募金の発起人募集提案が承認された。
議事の後に、昨年募集した100周年記念マークの審査結果が発表され、制作者の表彰と記念撮影が行われ、最後に海外研修旅行の参加者からのビデオレターが映写された。

今回の総会では、発表項目と審議事項が多数あるため、開始時刻を例年より30分早めて10時とし、終了時刻は例年同様11時45分を予定していたところ、熱心な質疑もあったにもかかわらず、大きな混乱もなく、少しの時間延長で閉会することができた。

恒例のイベントは、 NTT東日本関東病院副院長・外科部長 針原 康 氏 (全48回) の 「日本の手術治療の現状と今後~欧米との比較を含めて~」と題する講演があった。日本の(消化器)外科治療成績は欧米より良好なことやがんの予防と検診、診断治療の進歩などにより、がんは治すことができる病気であるとの啓蒙的なお話で、がん年齢に差し掛かっている総会出席者に元気を与える講演であった。

懇親会には、164名の参加があった。天野元会長の乾杯の発声で始まり、和やかな相互交流、懇談が進んだところで、ジャズピアニストの古川奈都子さん (全58回) が登場して会場がニューオリンズの雰囲気になりかけたところで、校歌斉唱による湘南の風が吹いて、石原副会長の挨拶でお開きになった。

企画委員会