- 日時: 令和元年11月30日(土)14時～16時
- 場所: 湘南高校 歴史館 スタジオ
- テーマ: 1964 東京五輪に魅せられて ～2020 東京オリ・パラへの道程～
- 講師: 武隈 晃 氏 (52回生)
- 対象: 湘南高校 卒業生、在校生、教職員
- 参加費: 無料
- 事前申込: 不要
【講演要旨】
アジア初のオリンピックが東京で開催されたのは湘南高校入学のちょうど10年前1964年のことでした。
藤沢市片瀬で生まれ育った私は、この年、ヨット競技 (現在のセーリング) 会場となった片瀬江の島への聖火リレーを見ました。聖火の灯 (というより煙) の光景と匂いは50年経っても鮮やかに覚えています。
今年3月をもって研究職を離れましたが、学部最後の論文は東京五輪に深い関わりをもつ「森(山下) 徳治−Carl Diemの往復書簡にみるスポーツ教育論の共鳴」でした。私の50年に及ぶ細やかなスポーツに関わる歩みは、
結局、東京五輪の背中を追い続けていたのかもしれません。
来年は東京で2度目のオリ・パラ。この間の体育学研究と日本の体育・スポーツ政策への関与を振り返ります。東京オリ・パラは日本の未来を拓くことができるのでしょうか。
【プロフィール】
略歴
1983年 3月 筑波大学大学院修了
1983年 4月 慶應義塾大学講師
1984年 4月 鹿児島大学教育学部講師
2004年 4月 国立大学法人鹿児島大学教育学部教授
2010年 4月 国立大学法人鹿児島大学教育学部長
2014年 5月 国立大学法人鹿児島大学副学長
2016年 4月 国立大学法人鹿児島大学稲盛アカデミー長
2019年 4月 国立大学法人鹿児島大学理事・副学長
専門分野
体育・スポーツ経営学 体育科教育学
社会的活動
第142回国会衆議院文教委員会 参考人 (1998年5月6日)
国立教育政策研究所 指導要録における評価規準等の研究開発検討委員会主査 (2000～2002年度)
国立教育政策研究所 全国的かつ総合的な学力の調査の実施に係る研究指定校・企画委員会主査 (2003～2005年度)
文部科学省 学習指導要領の改善等に関する調査協力者会議委員 (1996年～1997年度及び2006年～2007年度)
日本教育大学協会評議員(2008～2014年度)・2013～2014年度九州地区会長
全国社会教育委員連合理事・九州地区会長 (2013～2014年度)