「小崎なな子展」2019年10月7日(月)~2020年2月7日金)

今回の歴史館ギャラリーの展示は、44回卒、小崎なな子(旧姓:沖)さんです。会期 2019年10月7日(月)より2020年2月7日(金)まで。ただし、会期終了日は学校行事との関係があり変更の可能性があります。

小崎さんのは在学中は陸上部の短距離や走り幅跳びの選手として活躍されました。卒業後、19歳で商社に就職され、27歳でご結婚。その後、ご主人の勤務でスイスやベルギーに滞在されました。

欧州滞在中、育児の傍らに現地のアカデミーなどに通い絵画制作に親しまれまれ、帰国後も続けていらっしゃいます。また、父上が書の先生であった関係で、幼い時から墨に親しみ、墨彩画なども描かれます。

今回展示はその墨彩画をはじめ、水彩、日本画の岩絵具による作品など日常の生活から生まれた写生や、気持ちのおもむくままに筆を走らせた抽象的な作品まで様々です。ご本人の言葉によれば「気が短いから小さな作品ばかり描いている」とのですが、色々と楽しみつつ意欲的な姿勢がうかがえます。また、画壇最長老の篠田桃江さんの前衛美術に憧れておられ、その他、好きな画家はモネ、熊谷守一、東山魁夷、坂本繁二郎、マリーローランサン、子供の絵。とのことです。

また、一昨年は茅ヶ崎の「ドービル」にてはじめての個展も開催されました。それに音楽もお好きだとのこと、これもご本人の言葉を借りれば、「ベートーヴェン様から山田耕作様からノーキー様からお登紀様から。。。音楽は大好きです。最近、歌唱法を勉強しています。

その他にも、パーカッションやりたいので創作太鼓の会に入りたくお願いしています。」と豊富なイメージと行動力のお持ちの方でです。

鍋島 正世 (45回生)