>>>第8回 インド湘友会報告!!!<<<

本年4月末から5月頭にかけて、インドに於いて世界最大となる1日当りコロナ感染者数40万人超を記録し、未曽有の大惨事となった事は湘友会会員皆様の記憶にも新しい事かと存じます。しかしながらそこから力強く回復したのもインドであり、7月4日(日) の第7回インド湘友会から4か月後の11月2日(火)、第8回インド湘友会を開催しました。しかも今回は、インド現地では対面での開催を実現しました。コロナ後の湘友会活動を対面で実現できたのは、湘友会HPの投稿ページを見る限りでは、海外支部の中ではどうやら初めての模様ですが、それを被害が最大であったインドで真っ先に実現できたと言うのは、インド湘友会会員として非常に感慨深いです。インドの底力とでも言うべきものを当地で感じています。

申し遅れましたが、前回の投稿にて記載の通り小生は8月にインド/デリーに戻りました。
小方会長も8月にインド/グルガオン (デリーの南隣) に戻り、宇佐美班長は引続きデリー、吉永開拓局長は引続き南インドのムンバイ、と言う事でインド現地では4名体制となっていた。
インドでは7月以降コロナは落ち着いており、従って会長も小生も日本でのワクチン接種を経てインドに戻ったが、これまでのところ第三波の予兆は無く、逆にデリー等では抗体保有率97%等と言うサンプル調査結果等も報じられており、引続きマスク着用等の基本的対策はしつつも行動制限は随分と緩和・改善されてきており、経済も力強く回復している。
斯かる状況下、局長がデリーに出張する事となり、現地会員4名全員対面での会食が可能である事を確認し、コロナにより長らく見合わせていた対面での開催を実現させるに至った。
勿論日本ともWebで繋ぎ、霜田発掘隊長にも参加して貰った。(佐藤応援団長及び山村女性活躍推進室長は急用により今回は欠席。)

当地でのコロナ後初の対面開催の喜びに浸りながらの乾杯時の様子は添付の通り。(当地での写真、並びに日本の隊長とも繋いだWebのスクリーンショット)

これまでの投稿の通り、Web開催でも大いに盛り上がったが、今回の対面、久し振りであると言う事や、局長や班長等はインド湘友会入会後初の対面であった事等により、一層盛り上がった。班長は学生時代に卓球を嗜んでいたとの事であったが、班長の同世代の日本男子卓球界のレジェンドであり東京五輪卓球混合ダブルス金メダリストである水谷選手は矢張り学生時代から超有名であったとの由。と言うのも、その輝かしい戦歴や実力だけでなく、水谷選手は“ウェア”に対しても凡人では思い付かない、或いは思い付いても現実的にはマナー等も勘案して実行には中々移し難い、極限まで突き詰めた拘りを持っていた為、と言う貴重な裏話の共有があった。(“ウェア”の詳細が気になる方はネット検索を。)

他にも卓球関連で班長が、コロナによる在宅勤務を勘案して、当地で自宅用の卓球台と自動卓球マシーンを購入したとの事であった。これで一人でも卓球ができる上、在宅勤務による運動不足の解消にも一役買っている、との事であった。班長はこの卓球マシーンで、ハリウッド映画『フォレスト・ガンプ』の主役フォレスト宜しく、二刀流で壁に向かって黙々とひたすらラリーを続けているとかいないとか…。それからワクチン接種も話題となった。小生は2回とも日本で接種したが、局長と班長は2回ともインドで接種。会長に至ってはインドでも日本でも接種していた。よって小生はインドの接種現場を知らず、会長、局長、班長からその実態を仔細に再現して貰った。日本であれば通常、接種前に針を刺す箇所をガーゼで拭いて消毒する。消毒液が沁み込んでいる為、拭かれた肌は少しスーッとする。しかしインドでは、一瞬たりともスッとしない、と言うのが、3人の体験談に基づく満場一致の共通見解であった。何故か。仮説は幾つかある。①インドの消毒液はスッとしない、②インドの消毒液は超揮発性で肌を拭く前に揮発してしまう、③インドでは消毒液をほんの少ししか沁み込ませない為、体感できるレベルで無い、或いはそれ故矢張り肌到達前に揮発してしまう、④(何かにガーゼを沁み込ませている行為は目の前でなされているものの) そもそも消毒液は沁み込ませておらず、肌を拭くのは汚れやホコリ等を除去する為、等々…。

インド湘友会では毎回、今までの自分の人生経験は何だったんだ??と思わずにはいられない、想定の範囲に収まらない話題が溢れるが、今回もその点は全く同様であったが、対面効果もあり、久し振りに思い切り笑い続け、あっと言う間に4時間超が経過した。

コロナ前には当たり前にできていた対面がコロナで見合わせられ、久し振りに再開できた事で、その“当たり前”の有難さを噛み締める事もできた。
但し、当地で余りに盛上り過ぎた為か、一人日本からWeb参加した隊長をやや取り残してしまった感はあったかもしれない…。

今回の対面再開の大成功により、今後インドから今まで以上に湘友会を盛り上げて行きたい。

文責・川野 (68回生)