「湘友会 総会」開催される

     
     

今年の湘友会総会は43回生、53回生を中心に、6月22日(土)に開催されました。

冒頭、田辺会長より、以下の趣旨の挨拶がありました。

「歴史館には、昨年の開館以来今年6月までに5,500人強の方が来館され、また、同館では、毎月一回、会員による『湘友会セミナー』が開かれ、多くの方が講演を聴きに来られています。会費の値上げに際しましても、皆様、とりわけ20回代、30回代の方々の積極的なご協力もあり、長年の課題であった『一般会計の赤字から脱却』が成り、現役生のアメリカ研修旅行への支援も出来たことについて、会員の皆様に心より感謝申し上げます」(以上、挨拶の概要)

羽入田校長先生からは、アメリカ研修への支援の御礼と、野球部、生物部の活躍、定時制の演劇部の全国大会出場等、並びに、現役生は「文武両道」の精神を大いに発揮しているとの報告がありました。これを受け、アメリカ研修旅行参加の4名の生徒から、英語を交えた研修報告があり、湘南の「世界を視野に」との教育が着実に実を結んでいることを感じさせられました。

恒例の、今年のイベントは、国立がん研究センター名誉総長、嘉山孝正氏(43回)の「日本の医療の現況と展望」と題した講演でした。あらゆる角度からのデータを基に、氏独特の舌鋒鋭い話しぶりで、医療の現況を一刀両断し、聞いている人を飽きさせない一時間でした。

懇親会は、NHKエグゼクティブ アナウンサーの渡邊あゆみさん(53回)の名司会で、そこに飛び入りのスピーチも加わって大いに盛り上がり、最後は前会長の天野武和氏(31回)のエールでめでたくお開きとなりました。