湘友会セミナー (第7回) 報告

7月20日(土)、湘南高校 歴史館にて第7回湘友会セミナー報告が開催されました。講師は東京海洋大学特任教授の矢澤一良さん(42回生)。パワーポイントで作成された約90ページ!のボリュームある資料を用意され、演題「日本を健康にする食の機能 ~超高齢社会をどう生き抜くか?~」 について数値データ・グラフを示しつつ平易にお話しされました。

一概に長寿といっても、単に不老長寿を目指すのではなく、ピンピン元気の健康長寿を目指すことが大切であり、また、それが経済の牽引にもつながるとのこと。予防の観点で、メタボリック・シンドローム (内科系) (肥満・糖尿病などの原因) とともに、ロコモティブ・シンドローム (外科系・運動器系) (寝たきり・要介護などの原因) にも気をつけるべきで、この2つのシンドロームを予防するには 「栄養」 「運動」 「休養」 がキーワードになるとのこと。その中の 「栄養」 をベースに講演は進み、最近目にすることも多い 「エイコサペンタエン酸 (EPA)」 「ドコサヘキサエン酸 (DHA)」 「アスタキサンチン」 「腸内フローラ」 などの専門用語も登場。乳酸菌の話題の中では微笑ましいエピソードも語られました。

さて、では、健康長寿を目指すには? ── 通常の食事では魚類・海藻類を多く摂取し、加えて、楽しく 「機能性おやつ」 を摂取することで 「体」 「脳」 「心」 の健康をサポート。 ── なるほど。健康長寿を目指したいと思います。