湘友会セミナー(第19回)報告 「人材育成のためのコミュニケーションとキャリア支援」感想

51回生志波です。

毎日暑い日が続いていますが、今年の冬は、規格外の大雪に見舞われた湘南地方。

その影響で、2月に予定されていた湘友会セミナーが急遽中止になったことを覚えていらっしゃるでしょうか。今回、そのリベンジ開催として、同期の51回生蛯原恵子さんが満を持しての登壇。7月の3連休、学生たちは夏休みに入ってすぐ、という時季にもかかわらず、現役生から大先輩まで、多くの方々がお集まり下さいました。

演題は「人材育成のためのコミュニケーションとキャリア支援」

キャリア・カウンセラーであり、EQアセッサー・NLPプラクティショナー でもある彼女ならではの視点で、コミュニケーションを紐解いてくれました。

また、エゴグラムを用いての自己分析を聴講者自ら体験、自分の陥りがちなパターンを知る事もでき、楽しい3時間でした。

「自分を知る」ツールとして、様々なアセスメント方法が研修にも取り入れられています。

「自分」と同時に「他者」を知る機会にもなるわけです。

人は、正しい・間違っている、という判断を無意識のうちに下しがち。また、これも知らず知らずなのでしょうが、「自分が」正しい、を大切にしています。

つまり、コミュニケーションがうまく取れず、成果につながらない時、人は、「あいつがちゃんと聞いてない、おれは伝えた!」とか、「あいつの伝え方がよくない。あいつの話はわからん!」とか、ついつい相手の所為にしてしまいがちなのでしょう。

彼女の体験として・・・

自分の癖は●●だ。しかし相手は○○だ。コミュニケーションを円滑に進めるためには、私が●●という方法ではなく、○○という方法で相手に接してみよう。

・・・結果、成果につながった!!

理論は知識として知っている。そこから評論家になってしまうのが世の常かもしれない、成果が欲しいのであれば、自分の癖をしり、そこを自ら変えてみる。

その大切さを改めて思い起こさせてくれた講演だったと感じています。

51回生では、二人目の湘友会セミナーへの登壇。終了後、同期の参加メンバーで飲みに行ったのですが、「あいつの話も聞いてみたい」という候補者が同期の中にかなりいる事が判明。51回生の演者が登壇する機会がこれからも度々あるのだろうと感じています。

今まで、尾高さんをはじめ有志の方々の力添えで、ここまで続いてきた湘友会セミナーですが、湘友会として、きちんと組織化されたと聞きます。その長になられた石井さんも、今回聴きに来て下さっていました。 

今後、さらに多くの聴講者が集まり、また、現役生たちへの何らかのサポートにつながる様なセミナーになっていくのではないかと思っています。