第26回ジャカルタ湘友会 田口氏・大森氏歓迎会

バタン!
朝7時、アパートの玄関ロビーに待機する車に颯爽と乗り込みドアを閉める。
スラマッパギッ (おはよう)!!
初日の高揚感からテンション高く挨拶すると、ドライバーも満面の笑顔で、スラマッパギッ!
オフィスに向けて、するすると車が動き出す。

やってきましたジャカルタ。これで駐在4回目。いずれも一年未満の短期間とはいえ、もはや故郷に帰ってきたかのような錯覚に陥る。
車で送ってもらえるなんて なんて贅沢なんだ。日本じゃ満員電車に押し込まれて生きた心地もしない中 通勤するのを思うと、ここは天国だなー。

フフッ、思わずこぼれる笑みをなんとか抑えて外を見ると
「ん?まだアパートの敷地内??」
アパートのゲートを出たところの道路が渋滞しているせいで、アパートの敷地内も渋滞してる。。。
ジャカルタに戻ってきたことを深く実感。
この状況をドライバーと一緒に笑えるあたり、ちょっとは俺も成長したかな。
 
そんな私、大森(71回生) と、この春からジャカルタ日本人学校事務局長に就任された田口先輩(43回生) の歓迎会を兼ねた第26回ジャカルタ湘友会が、4月20日にNELAYAN Seafood Restaurantで開催された。
当日はアジア・アフリカ会議60周年記念の国際会議も開催されており、一部の道路が封鎖されるなどジャカルタは厳戒態勢。
ここは渋滞を見越して余裕をみて会場に向かうと、今度は全く渋滞なしで30分早く到着。
駐在4回目とはいえ、まだまだ読みがあまいな。。。
と思ったらすでに先客が3名。
ジャカルタの交通事情は誰にも読めない。
 
田口先輩も私、大森もジャカルタ復帰組ということで、みんなよく知った仲。普段飲めないおいしいワインとseafoodを囲みながら、「なにが真実?本当に湘南生だったっけ??- あるOBの経歴詐称疑惑」、「お値段据え置き20年- いまだ湘南卒業生の胃袋をつかんで離さないハルピン中華料理店の奇跡」、「環境が悪いと文句言ってるようではいけません- 横浜駅周辺今昔物語」、など大いに盛り上がった。恐るべし ジャカルタ湘友会。こんなに高い頻度で開催されるのにネタが尽きることがない。盛り上がりすぎて、恒例の校歌斉唱を忘れてしまう。

今とは異なり、ITが全くなかった時代においても、健全に学業に精進し、一流大学に進んでしまう先輩の話を聞きながら、環境が悪いと文句ばかり言っている自分を恥じる。
しかし、このようなテーマも爽やかトークにしてしまう湘友会。結局、何を話したかではなく、誰が話したかってことか。

 
ジャカルタにお住まいの方がいらっしゃいましたら、ぜひジャカルタ湘友会にご参加ください!