NY湘友会と現役生との交流会

2023年(令和5年) 3月28日 東京大学ニューヨークオフィスにて、第11回湘南グローバルプログラムの海外研修でニューヨークを訪れていた現役の湘南生との交流会が催されました。ニューヨーク支部メンバー一同、現役の生徒さんたちにお会いできることを楽しみにしていましたが、当日はNY湘友会から9名、湘南生や引率の皆さんなど含め、総勢50名近くが集う賑やかな会となりました。

当日は天候にも恵まれ、春めいてきたセントラルパークを見下ろす会場からの眺めに生徒さんたちは到着早々興奮している様子でした。全員が揃ったところで、NY湘友会一人一人の簡単な自己紹介で幕開け、それぞれが体験談を披露し、代表の尾島巌先生 (39回生) からの英語スピーチで締めたところで、現役生のプレゼンテーションにバトンタッチ。生徒さんたちがこの日のために準備してくれたアクティビティは、湘南体操、湘南高校クイズ、校歌斉唱と続き、懐かしさや新鮮な情報盛りだくさんでした。場がほぐれ和気藹々となったところで、全体の写真撮影を経て懇談会へ移りました。軽食をとりながら生徒さんたちそれぞれが興味を惹かれた卒業生とざっくばらんに相談や質問をできるような立食形式で、後半は時間を忘れるほどあちこちで話が盛り上がり、当初 2時間の予定だった会も急遽時間を30分延長して全員が交流を楽しみました。

このプログラムに参加された生徒さん皆、世界を視野に据えた将来のビジョンや野望を携えて研修に参加されており、とても頼もしい限りです。元気で明るい皆さんと交流できて卒業生としても大いに刺激を受けた交流会でした。卒業年度も渡米の経緯も現在の活動も異なるいろいろな年代 (38回生から83回生まで!) の卒業生が、そこから10年、20年、さらにその先までの経験を後輩の進路実現に役立ててもらいたいという思いで集い、限られた時間ではありましたが非常に密度の濃いひとときになったと思います。この交流を通じて、湘南高校という共通項でつながる卒業生が世界中にいること、その誰もが後に続く若い世代の力になりたいと思っていることを、これから世界に羽ばたく現役生の皆さんに知ってもらえたならば嬉しい限りです。

小林 覚 (67回生)