第14回 霞が関湘友会

令和7年11月12日に第14回霞が関湘友会が開催されました。霞が関湘友会は、湘南高等学校を卒業した中央官庁、日銀、国会事務局等の現在および過去の在職者による会合であり、名簿には約290名が掲載されています。1969年(昭和44年) に「中央官庁湘友会」として集まったのが始まりで、1987年(昭和62年) に「第一回霞が関湘友会」が開催されています。

今回は、恩師・落合令(さとる)先生と、62回生の山際大志郎衆議院議員をお招きし、約3年7か月ぶりに45名の卒業生が集いました。

井出道雄会長(44回生) のご挨拶に続き、落合先生からご来賓のお言葉をいただき、塩谷前会長(35回生) の乾杯で会が始まりました。会場では談笑に花が咲き、途中から山際議員も合流され、高校時代の思い出や将来の卒業生への期待を語っていただき、大いに盛り上がりました。終盤には、前回はコロナ禍で自粛した校歌斉唱も行い、名取はにわ様(42回生) の一本締めで、あっという間の2時間弱となりました。

また、この会合では、井出道雄会長から、次期会長を藤木俊光・経済産業省事務次官(59回生) に引き継ぎたいとの提案があり、満場一致をもって承認されました。

今回も、若い世代の力を感じる会合でした。中盤では、伊東奈央さん(平成26年卒)、田村拓さん(平成30年卒)、清水智貴さん(平成30年卒)、浅木開さん(平成31年卒) が新人として元気な自己紹介をしてくれました。さらに、田村さんの司会で、落合先生から最近の湘南高校の男女比、進学実績、行事への取組について解説をいただきました。湘南生の伝統である「部活も行事も全力」という姿勢が今も受け継がれるとともに、若い世代が公のために働く志を持っていることに心強さを感じました。

なお、会費収入の残額34,520円は湘友会奨学財団に寄付いたしました。

三上 善之 (71回生)