お知らせ

1月21日(土) 第49回湘友会セミナー→ 詳細 / 予定一覧
◆歴史館 会議室利用申し込み→こちら  スタジオ利用申し込み→こちら
◆湘南高校歴史館 開館時間: 月曜~土曜 13時~17時 (日曜・祝日は休館)

2016.12.30

第41回湘友会セミナー報告

  • 日時: 2016年 5月 7日(土) 14時~16時
  • 場所: 湘南高校 歴史館スタジオ
  • テーマ: 「スマートハウスからスマイルハウスへ ~IoTとロボットがつくる笑顔のくらし~」
  • 講師: 山崎 洋一氏 (72回生)

「湘友会セミナー」第41回は72回生の山崎洋一さんを講師に迎え、「スマートハウスからスマイルハウスへ~IoTとロボットがつくる笑顔のくらし~」というタイトルで、5月7日(土)の14時から歴史館スタジオで開催されました。

山崎さんは、東京理科大学の機械工学科にてロボットの “からだ” について学び、ロボットの “こころ”をつくるために人工知能を学ぶべく東京工業大学大学院知能システム科学専攻に進みました。

その後、関東学院大学での勤務を経て、2013年より神奈川工科大学創造工学部ホームエレクトロニクス開発学科で、人の笑顔をつくるホームロボットシステムの研究に取り組んでいます。神奈川工科大学は厚木にあり、さがみロボット産業特区の中心に位置しています。

講演の前半では、「ロボットシステムをつくるには?」というテーマで、ロボットのしくみが解説されました。

ロボットの「からだ」は機械、「目や耳」はセンサ、「頭」はコンピューターで成り立っており、ロボットをつくるためには、機械電気電子情報の分野にまたがる知識が必要です。身近になりつつあるコミュニケーションロボットをつくるとなると、必要な知識は、気づかいや心くばりといった認知心理学のフィールドまで広がっていきます。ロボットの実例として、ソフトバンクとアルデバラン・ロボティクスが開発しているPepperの内部やセンサの しくみ が紹介されました。

後半では、今、注目されているIoT人工知能とホームロボットがどんな未来をつくるのかが解説されました。

IoTInternet of Things)は「モノのインターネット」ともよばれ、すべてのモノがインターネットにつながり、互いに情報を交換しながら制御するしくみです。マイクロソフトは、IoTは2025年までに6.2兆ドル規模の市場になると試算しています。IoTが広がるとこれまでの人の操作が必要だったITの世界から、モノが自動で情報をやりとりして人にサービスしてくれる世界に変わっていきます。

人工知能計算知能の技術を利用した情報サービスはすでにITの世界でも取り入れられています。日常生活の中で身近なモノが情報を人にお知らせするためには、さらに親しみやすさ や さりげなさ などの「お知らせ技術」が必要になります。山崎さんは、このお知らせ技術に注目し、スマートハウスとロボットを連携させた「笑顔の住まいをつくるスマイルハウス」の研究開発に取り組んでいます。その中で、ロボットが言葉をつかわないで人に情報を伝えるための非言語表出技術と、その応用である深層表出HEMSと連携したスマートリビングのロボット制御などの事例が紹介されました。

最後に、山崎さんはこれからのホームロボットの課題として「高齢者」と「からだ」の2つを挙げ、現在の取組中の2つの研究課題を紹介しました。「高齢者の未病を治す」をテーマとしたロボットの開発では、高齢者の心身をサポートするしくみを研究し、ヘルスケア施設で実証を進めています。また「からだ」を拡張するあたらしいスポーツとして、バーチャルリアリティ技術を総合格闘技に組み込んだ「超人格闘技システム」の開発に取り組んでいます。

講演後には、Pepperが人とお話しながらリビングのTVや照明ロボットを操作してくれるデモンストレーションがあり、卒業生だけでなく、在校生や小さなお子さんも体験しました。

2016.12.25

ヤンゴン湘友会忘年会開催

先日、第二回ヤンゴン湘友会兼忘年会を開催致しました。2016年のミャンマーは、3月のアウンサンスーチー大統領就任から始まり、10月にはアメリカが経済制裁の全面解除を決め、11月には日本がミャンマーへの巨額の支援決めたように、日々ニュースから目が離せない一年でありました。このような変化の中、今年も着実に日本企業・日本人の数が増えています。ヤンゴン湘友会も前回の開催から2名の新しい会員を迎え、今回の忘年会は6人でお酒を飲み交わし、楽しい一時を過ごしました。会の最後は 参加者全員で校歌斉唱で締めくくり 来年に向けて 気持ちを新たにしました。

今回はヤンゴン湘友会にとって最年長の宮永氏(52回生) と最年少の私、阿部(88回生) が新たに参加しました。世代を超えた卒業生が湘南高校をきっかけとして出会い、かつ数多くの共通の話題があることは、とても素敵なことでしょう。

体育祭・対組・縄跳び・水泳・駅伝のように脈々と受け継がれているものもあれば、設備環境や生徒の雰囲気のようなものは年々変化しているため話が尽きることはありません。過去のラグビー部のやんちゃな姿や、厳しい先生の話は特に盛り上がり、大笑いしました。それと比べると次第に草食化しているのかもしれませんが、やはり湘南生の縛られない、自由奔放で生き生きとした高校生活の姿は変わっていないと感じます。

次回は「当時の先生をお呼びしよう」「浦和高校と一緒に」など様々な案が浮かんでいます。是非皆様ヤンゴン湘友会にご参加下さい。駐在者ではなくてもヤンゴンに伺うときは湘友会に合わせて出張・旅行してみて下さいね。

特に大学生は、冬休みに旅行する前に、現地の湘友会にコンタクトを取ってみるのはいかがでしょうか。世界で活躍されている卒業生のお話を伺えるチャンスです。

2016年はお世話になりました。来年からの皆様のご活躍をお祈りします。2017年もよろしくお願い致します。

阿部 将大 (88回生)

2016.12.21

第47回湘友会セミナー報告

「映画を通して見るシンガポールの現代社会」 (2016年11月12日)

立教大学 アジア地域研究所特任研究員 盛田 茂 (43回生)

シンガポールは分離・独立(1965年) 後、時宜を得た産業構造転換とハブ機能強化を精力的に推進し、一人当たり国民所得(世界銀行:2015年) は52,090米ドルと、日本の36,680米ドル、旧宗主国英国の43,340米ドルを凌駕するまでになっている。この経済成功・高所得化を踏まえ、長期滞在邦人数は2015年10月1日時点で34,550人と、東南アジア諸国でタイに次ぐ第2位となっている (外務省2016年 要約版)。

本発表は、今年「日本・シンガポール外交関係樹立50周年」を迎えた両国の更なる相互理解を深めるうえで、重要な文化・芸術面を考察する好機だと考え、大衆娯楽の雄である映画ダイジェスト版を観ながら、監督たちが自らの作品で如何なる主張を展開しているのか、その社会背景も併せ紹介する事を目的とした。

同国の映画産業は、1980年代には長編映画製作が皆無という「停滞期」を経験したが、政府の支援政策もあり2015年には20作にまで回復し、カンヌなどの国際映画祭で受賞する迄になっている。しかし、政府の映画産業育成の一方で、歴史再評価を試みたタン・ピンピン監督の『シンガポールへ、愛を込めて』(2014年) は国内上映禁止措置を受けた。

とは言え、映画を含むコンテンツ産業発展は喫緊の課題であるだけに、政府は映画製作者の才能を必要としている。両者間に留まらず政府内部においても、中国語方言、LGBTなど「表現の自由」拡大を求め、躍動感に富んだ現実主義的交渉が展開されている。更に、両者の願望である国際市場進出・共同製作例として、政府出資に加え英・仏資本が参加したブー・ジュンフォン監督の「Apprentice」(2015年)、アンソニー・チェン監督が同国、タイ、中国の若手監督を招聘し製作した「Distance」(2015年) が挙げられる。多様性を希求する「新潮流」が顕在化しつつあると言えるだろう。

しかし、日本では今まで映画祭などの限定上映・紹介に留まり、ようやく2014年末、アンソニー・チェン監督の『イロイロ ぬくもりの記憶』とエリック・クー監督の『TASTUMI マンガに革命を起こした男』が全国公開されたのみである。更に今年12月3,4日、日本アセアン・センター内で開催された両国の短編映画47作を上映した「SJ50映画祭」は、シンガポールが10月の3日間で約1,000名が来場したのに対し、日本では両日で約100名と残念な結果となったが、主催者のトン君は「来年もやりたい」と意気込みを語っていた。

両国の更なる相互理解深化のため、文化・芸術交流は今後益々極めて重要になるだけに、厳しい環境下にも拘らず、故国に踏み止まり製作活動を持続する彼らの肉声をなるべく多くの日本の方々に伝えるべく、今後も映画紹介と支援活動を続けたいと考えている。

皆様のご協力・ご鞭撻を賜れば幸いである。

    

        

2016.12.07

第50回湘友会セミナーのご案内

  • 日時: 2017年2月4日(土) 13:30 開始 15:30終了予定
  • 場所: 湘南高校 歴史館スタジオ
  • テーマ:湘南高校OBのモータースポーツ列伝
  • 講師: 坂井 一敏氏 (50回生),永嶋 勉氏 (50回生),土屋 武士氏 (66回生)
  • 対象: 湘南高校 卒業生、在校生
  • 参加費: 無料
  • 事前申込: 不要

.
【概要】
「うさぎと亀」の昔話ではありませんが、自動車は、発明された当初から「どちらが速く走れるのか」「どちらが遠くまでいけるのか」 という競争のプロセスを通して機械としての性能を向上させてきました。しかし、性能に磨きをかけるために競争という形態をとったのではなく、「どちらが速いか比べてみよう」「より速く」「より遠くへ」という素朴な好奇心や欲求をつきつめるなかで、性能や信頼性の向上がハードウェアに付加されてきたと言えます。

今回紹介するOB 4名は、それぞれ仕事として自動車の競争 (モータースポーツ) で実績を残してきた人達です。「兎に角、どちらが速いか確かめてみたい。」というきわめてシンプルな動機を持ち、自ら進んでモータースポーツにかかわってきた人達です。

当時の貴重な映像とともに、1936年全日本自動車競走に参加した 3回生の片山豊氏に始まり、2016年全日本選手権を制した66回生の土屋武士氏に至る80年にわたる湘南高校OBのモータースポーツの系譜をたどります。

.
.
片山 豊 氏 (1909年~2015年2月) 3回生

1935年 日産自動車入社
1936年 第一回多摩川スピードウェイの全日本自動車競走に日産チームの
…………一員として参加。第二回大会優勝チームのメンバー。
1958年 豪州ラリー ダットサンチーム監督として参加。クラス優勝。
…………米国日産初代社長
1998年 米国自動車殿堂入り
アメリカでは フェアレディーZの父と呼ばれ、ミスターKの愛称で今も慕われている。

.
.
永嶋 勉 氏 (1956年~)  50回生

1981年 日産自動車入社
1990年 全日本スポーツプロトタイプ選手権総合優勝車の車体設計を担当
1992年 デイトナ24時間 総合優勝車の車体設計を担当
…………1993年 以降 数度の全日本選手権総合優勝を果たす。
2003年 トヨタ東富士研究所 全日本選手権総合優勝の車両設計を担当
2006年 Toyota Gmbh (Formula 1) テクニカル・コーディネーター
2014年~ トヨタレーシングデベロップメントにて GT3車両開発責任者
.
.
土屋 武士 氏 (1972年~) 66回生


1993年より、20年以上にわたり国内のトップクラスのドライバーとして活躍
2016年 全日本GT選手権 (GT300クラス) 総合優勝
株式会社サムライ 代表取締役

.
.
坂井 一敏 氏 (1956年~) 50回生

1985年 国内初の輸入車による自動車レース開催に尽力
1998年 フォルクス・ワーゲン クラブマンレース 総合2位
メルセデス・ベンツ日本  アフターセールス部

2016.12.01

歴史館 作品展 (ご案内)


.

  • 展覧会タイトル: 「湘美会有志展」II
  • 会期: 11月14日(月)~2017年2月10日(金) 月曜から土曜の午後 1時から午後 4時半 (冬期) まで (歴史館が開館している時間帯)
  • 展示場所: 湘南高校 歴史館 GALLERY SHONAN ART
  • 作家と作品:

●佐々木 賢(42回生)

  1. 「北斎漫画の漫画」 二点 (28×38cm) 紙にインク

●佐々木 まり (42回生)
* 土いじりが好きで、今年はじめて作った落花生の成長記録です。

  1. 「落花生」 一組 (45×60cm) と一点 写真

●鍋島 正世 (45回生)
* 10月の「ふじさわアートフェスティバル}の際、旧近藤邸に展示した五点の中からの四点です。
* 環境の違いによる見え方の変化に興味深いものがあり、旧近藤邸で既に御覧になった方にも是非見て頂きたく、展示させて頂きました。

  1. 作品  2016-01 「四善」  60F キャンバスに油彩
  2. 作品  2016-02 「三善」  50M キャンバスに油彩
  3. 作品 B-1 2015  30F キャンバスに油彩
  4. 作品 K-1 2015 6F キャンバスに油彩

次へ »