お知らせ

8月13日(土) 第45回湘友会セミナー→ 詳細 / 予定一覧
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◆湘南高校歴史館 開館時間: 月曜~土曜 13時~17時 (日曜・祝日は休館)

2016.07.27

第42回湘友会セミナー報告

日時: 6月4日(土) 午後2時~4時
場所: 湘南高校歴史館スタジオ
テーマ: 「公正・不偏の視点から世界を捉える ~思い込みの世界史~」
講 師: 山口洋一氏(30回生)

外務省に入省し、マダガスカル、トルコ、ミャンマーの大使を歴任。40年間外交官人生を過ごした山口さんの体験から貴重なお話を伺いました。

いちばん強調されたことは「物事は一面的に捉えるな」ということでした。様々な文化・風俗・習慣に接してこられたご経歴の中で、これがいちばん感じた事と説かれます。

黒澤明監督の「羅生門」、仏典、ユネスコ憲章等を例に挙げられつつ、異なる民族・宗教・言語・文化の中ではより一層重大な意味を持つ価値観の多様性を認識すべしと強調されました。

一方で、日本人は欧米人の色眼鏡を通して、世界を見ようとする傾向が強く、大変心配なことでもあると訴えられます。歴史認識上の十字軍の意義、コロンブスのアメリカ大陸の発見、ヨーロッパの産業革命による発展を例にとり、我々が受け止める世界の歴史はすべて欧米人の視点から眺めたもの、であると。

さらに、現代に起きている世界情勢に目を向けても然り。例外なく欧米の視点からとらえられることが多いことの例として、いくつかの実例を挙げられます。

イラク戦争で、アメリカの言い分を一方的にそのまま報じたマスコミ。なぜなら、民主主義を唯一不偏の統治原則として世界中に広めようとするのも、アメリカの思い込みに過ぎない。成立のためにはいくつかの前提条件が必須。その条件がそろわない状況下では、かえって混乱を招くのみということ。

日本の戦国時代に織田信長が天下統一を目指している最中に、民主主義云々と説いても意味をなさないのと同じようなものと例えられます。
イラクの情勢は、アメリカの理屈、アメリカの視点で語られ、日本人はそれをそのままに信じてしまっていた。

もうひとつの実例は、ミャンマー。欧米の見方は、軍政=悪。昨今のただしい方向に向かっているミャンマーの基礎をつくった軍事政権の努力や功績を欧米はもっと認めるべき、と。

今一つの実例は、トルコの状況。アルメニア人の虐殺、クルド問題、キプロス紛争等が語られることが多いが、いずれも悪玉はトルコという見方が太宗を占める。
過去もそして現在も、私たち日本人の歴史認識は欧米人の色眼鏡を通じてみる傾向が非常に強い。これでよいのだろうか、との問題意識を強く訴えられました。
その意味で物事は一面的に捉えるのではなく、偏りのないもう一方の局面から見ることの重要性を繰り返し強調されました。

では、なぜ私たちは西洋人よりの見方をするのか? との問いに。
一番は戦後のアメリカの占領政策、また日教組主体の戦後教育であるとの考えを語られます。

しかし、果たしてそれだけかと考えると、もっと根深く、明治維新、文明開化の歴史がある、とも論を広げられます。文明開化、殖産興業、欧米の文物を懸命に輸入した歴史がある。当時、文明といえば、西洋文明と同義語だった。日本人の意識はすべて欧米に向いていた。

こういった歴史認識や実例を理解したうえで、「公正・不偏の視点から世界を捉える」ことの重要性を説かれたのです。

約90分間の講演終了後、現役生も含めた聴講者から、待ち構えたような活発な質問が寄せられました。以下は、質疑の要旨です。

Q: 中国の南沙諸島等への武力進出をどう考えるか?日本人はどう行動すべきか?
A: 日本人は、自分の国を自分で守るという気概を持つことが一番大事。今の国際社会は、不完全な制度しかないというのが現状。極端に言えば、力がものをいう無法地帯となっている。超国家的な公権力の実現に向けて、国際社会や日本が努力していくことが必要。

Q: 今後の日本のありようは、どうあるべきか?
A: 日本は、かつては個性豊かな国とみられていたが、昨今は顔が見えないとか不可解とかのイメージが強くなってきている。日本の国のIdentityには二つの要素、「立ち位置」と「中身」がある。「立ち位置」としては対米追随ではなく、独立自尊の国として毅然たる独自の立場に立つべきだ。「中身」は広義の文化すべてであるが、愛国心をもとにして伝統文化に立脚した日本文化を更に発展させる要あり。われわれはこのような日本のIdentityをもっと明確に意識し、対外的にも示すべきである。

Q: 「集団的自衛権」の持つ意味と、日本にとって他国の紛争に対しどのように関わることが有意義と考えられるか?
A: 内政干渉が許されないのは、その国や地域の実情を十分に理解しないままで国家体制の基本や政治体制への関与すること。この部分は、状況や歴史をよく理解している当該国の人々に任せるべきと考える。関与は、あくまでも側面的な支援にとどめるべき。

以上

2016.07.26

第46回湘友会セミナーのご案内

  • 日時: 2016年10月 8日(土) 14:00 開始 16:00終了予定
  • 場所: 湘南高校 歴史館スタジオ
  • テーマ: 「スポーツ記者人生 半世紀 」
  • 講師: 松原 明氏 (24回生)
  • 対象: 湘南高校 卒業生、在校生
  • 参加費: 無料
  • 事前申込: 不要

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【概要】
スポーツ記者とは? プロ野球担当からスタート。家庭訪問で分かる人間味。水原監督にユニホームの着方をコーチされる。三原監督の引き込む話術。中日新聞社 (プロ野球中日ドラゴンズの親会社) からの引き抜き。移籍してすぐドラゴンズは初優勝。天知監督、杉下投手との交遊。日刊スポーツ時代に来日した大リーグの衝撃。大リーグをライフワークに、と 決心。
渡米自由化で定年後、15年間で大リーグ30球団都市を制覇。「月刊ドラゴンズ」に120回連載。「大リーグ野球博物館の旅」。Jリーグ誕生がサッカーの歴史を変えた。川渕チェアマンの決断。年間グリーンの芝生が全国に広がる。幸運の連続だった「スポーツ記者人生」
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【経歴】
昭和 6年 (1931年) 2月 2日、神奈川県平塚市生まれ、85歳。
昭和24年 (1949年) 湘南高校卒業、青山学院大学英米文学部入学、すぐ大学サッカー部創立、初代学生部長。
昭和28年 (1953年) 日刊スポーツ新聞社入社。
昭和29年 (1954年)  東京中日スポーツへ移籍。
大リーグ、プロ野球、サッカー担当。編集委員を経て、定年後もそのまま同社で活動。今も現役記者活動中。関東では最年長のライター。

2016.07.15

第2回・ワシントンDC湘友会 開催!

7月7日(木) 七夕の夜、ここアメリカでは盛夏の中、大統領選の熱戦が繰り広げられている。その首都、ワシントンDCにおいて最も輝く街、17番街トルコ料理レストランで、第2回ワシントンDC湘友会が開催された。今回は山川まどか広報部長(64回生)の転職祝いを兼ねた会でもある。
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いつも通り、開始時刻の30分前には到着する小松要介会長(57回生)。すかさず佐藤充孝応援団長(59回生)、そして山川広報部長が到着。盛大に乾杯!
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ワシントンDCらしく、昨今の政治経済ネタを中心にしばし高尚な会話が続いたが、そこは湘友会。小松会長が満を持して持参した湘友会名簿、そして卒業アルバムを取り出すと、あっという間に湘南ワールドへとタイムトリップ。元カノから往時の先生方のあだ名、そしてサンパール広場から喫茶店マタリまで、固有名詞が飛び交う飛び交う。ワシントンDCにおいて、セビア色の鵠沼神明の話題を思う存分おしゃべりできる幸せは何物にも代え難い。
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次回は家族連れでバーベキューを開催することを約し、まだ薄明かりの残る21時過ぎの17番街のレストランを後にした。
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湘南高校ご出身でワシントンDCエリアにご在住・ご勤務・ご出張の方、是非下記までご連絡ください!

dc-shoyukai■verison.net (■は@にかえてください)

2016.07.08

湘友会事務所夏期休業のお知らせ

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(1) 湘友会事務所・湘南高校歴史館は、下記の期間 夏期休業・休館とさせていただきます。
…………8月11日(木・祝(山の日)) ~ 17日(水)
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(2) その他の日程
…………8月25日(木)・26日(金) 学校の都合により
…………9月17日(土) 体育祭当日
湘南高校歴史館は臨時休館となります。湘友会事務所平常どおり業務を行いますので、どうぞよろしくお願いします。
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湘友会事務局長  飯野光吉
歴史館運営委員長 石渡哲男

2016.07.03

2016年度 湘南バレーボール部 湘友会 バレー祭・総会開催のお知らせ

(1) (2)
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湘南バレーボール部湘友会では8月6日(土)にバレー祭・総会を開催いたします。
また、今年度も現役支援の為に、年会費と寄付金の納入をお願いしております。
上記画像に詳細が記してありますので、ご確認ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
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バレー祭
………日時: 8月6日(土) 13時~15時
………場所: 湘南高校第一体育館
総会・懇親会
………日時: 同日 16時30分~18時30分
………場所: 藤沢商工会館ミナパーク 6階 多目的ホール2 (16時より入室可能)
………懇親会参加費: 社会人以上 4,000円 / 学生 2,000円 / 現役 招待 (顧問
………を含む)

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