>>>第5回インド湘友会報告!!!<<<

引続きコロナ禍が世界を席巻しておりますが、湘友会会員皆様に於かれましては如何お過ごしでしょうか。10月17日(土)、第5回インド湘友会を第4回同様にWeb形式にて開催しました。

今回の参加者は、いつもの4名(小方会長、佐藤応援団長、霜田会員発掘隊長、そして広報部長こと私、川野) に加え、嬉しい事にコロナ禍にも関わらず新たに1名増えました!山村さんです、しかも全89回生!(女性である事も勘案し、個人情報保護の観点から下の名前は割愛。)

第1回インド湘友会にて策定された活動基本方針の一つである“若返り”に基づき、第2回インド湘友会では当時最若手であった川野 (68回生) が加わり、霜田 (62回生) から6年の若返りは達成したものの、まだまだ大きな若返りの余地がインド湘友会の主要課題の一つとして残されていた。そんな中、今回彗星の如く現れた山村の新規加入により、何と一気に20年超の若返りを実現できた。

山村は、霜田及び川野と同じ会社に所属しており、川野がコロナ禍による日本一時帰国の好機を利用して東京本社内にアンテナを張っていた処、山村の存在並びにインド研修生の可能性アリとの噂をキャッチし、奇貨居くべし!と言う事で人伝にやんわりとインド湘友会への参加を打診してみた処、快諾が得られ、名誉会員としての加入に至ったものである。

89回生と言うと、インド湘友会は言わずもがな、全ての湘友会海外支部の中でも最も若い社会人会員なのではなかろうか。そのエネルギー溢れる溌溂とした山村の加入により、他の4名は約四半世紀以上は忘れていたであろう夫々の若かりし頃の内に秘めたる熱い思いが沸々と蘇ってくる感覚をこの度暫し覚えたかもしれない。

さて、インド湘友会では毎回特記事項がある為 (或いは川野の作文のクセにより)、常に前振りが長くなりがちであるが、今回はこの様なgood news があった為、8月の第4回インド湘友会から僅か2か月なるものの、第5回インド湘友会を開催するに至った。

【乾杯時の写真】

今回の話題の中心はまずは何といっても矢張り山村だった。放っていても4名から山村への質問の雨あられ。そこで、開示許容範囲内でその他山村情報に触れさせて頂くと、まずはイエロー、かそパ、との事。そして何と山村は湘南卒業後、単身渡米しアメリカ オハイオ州の大学に入学・卒業。4名の高校時代には殆ど想定すらされていなかった様な事が、20年超経った山村の時代では実行なされており、「イエロー、かそパ」等変わらず脈々と受け継がれているものもあれば、この進学先の多様化・グローバル化の様に着実に変化・進化している部分もあると言う事を、5名それぞれが実感する事もできた。他には、4名の高校時代では、各学年“12色”あったが、その後の少子化等の影響により、川野が3年生の時に1年生のクラスはそれまでの12から10となり (12色はキープ)、その後のクラスの減少により山村の高校時代では9クラス/9色になったとの事で、ここでも時の移り変わりをそれぞれがしみじみと感じるに至った。

他の主な話題としては、またしても佐藤団長がさらっていった感がある。
と言うのも、第4回インド湘友会に於いて、団長が居残っているインドでコロナ禍が深刻化している事、それに伴い団長の足元にまで感染の波が忍び寄ってきている事には触れたが、最近団長宅と同じフロアの隣戸の住人で陽性が確認され、隣戸の住人に14日間の自宅隔離の処置がなされ、住人を監視する為に白い防護服を着用した警備員が24時間体制で隣戸の玄関前に常駐すると言う、凡そ現在の日本の日常では実感の湧かない映画の様な光景に団長が巻き込まれる事になった為だ。更に団長自身は、隣戸の住人と濃厚接触していた訳では無いにも関わらず、白い防護服警備員からのご指示により、一般エレベータの使用を禁じられ、貨物用エレベータの使用を余儀なくされてしまった。そしてその貨物用には、基本的には生活がやや苦しめのメイドや宅配等に従事するインド人が多数乗り込んでおり、かなりの“三密”状態な上に、常にやや疲れた表情をしているこの様なインド人に囲まれて、白い防護服警備員と相俟って、団長はあたかもリアルbiohazardの世界に身を投じられてしまった感覚に陥ったとの事であった。
しかしそんな団長に対しても、止まない雨は無い、と言う事で、暫しの休暇が取得でき且つご家族が住んでいるアメリカに、現地で隔離される事も無く行ける手筈が整った、との事であった。
束の間の休息ではあろうが、団長に於かれては出来る限り骨を休めて鋭気を養って頂ければと全員で願った。

そんなこんなで今回もあっという間に時間は過ぎたが、山村はやや体調不良を押しての参加と言う事もあった為、余り長くならない内に、且つ校歌斉唱は控えて会を締める事とした。

国によってはコロナ禍が再び勢いを増していたり、外交関連や内政等で緊張感の高まりが垣間見えたりもしているが、インド湘友会に於いては、斯かる状況下でも規模拡充と結束力向上を両立させつつ、湘友会全体の盛り上げにも徐々に繋げて行ければ幸いである。

文責・川野 (68回生)