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2016.08.20

第44回湘友会セミナー報告

○日時: 平成28年8月13日(土)
○場所: 湘南高校 多目的ホール
○テーマ: 『スペイン遠征でのサッカー体験と、怪我の処置』
○講師: 加納正道氏 (43回生・サッカー部OB、外科医、神奈川県サッカー協会理事)


サッカー部夏のOB会の日に開催するセミナーは、恒例の行事となっている。OB会員に加えて、現役サッカー部員、父母を加えて160名が参加し、多目的ホールで実施した。講師の加納氏は外科医で、春に行われたサッカー部のスペイン遠征に同行した。

この遠征はISのテロの影響があり、スペインとロンドンでの当初の計画を、スペイン国内のみという内容に変更した。湘南高校サッカー部がスペイン遠征を行うのは7回目で、 北部のバスク地方の都市ビルバオにあるプロのサッカーチーム「アスレチック・ビルバオ」との交流を続けている。

バスク地方はスペインでは独自の文化・言語を持つ特殊な地域で、独立志向が強い。アスレチック・ビルバオは、リーガ・エスパニョーラで2部に落ちたことがない強豪チームであり、ユーロ2016にも代表選手を出している。同チームは、バスク出身者しか入団させないという極めて稀な方針のチームである。ヨーロッパの大半のチームは、南米などから選手補強を行っている。外部から選手をとらないため育成に注力し、選手育成には定評がある。湘南高校サッカー部は、ここをポイントに提携先を選択した。

育成世代の試合では、副審をつけずにオフサイドを厳しくとらない事もある。これは、FWとBKの個の戦いをさせ、個を強くすることを意図している。このほか、試合形式の練習では、いい縦パスが入ったときにはコーチが手を叩いて「ナイスパス」と称賛し、相手にボールを取られたときは「プレス、プレス」とコートに飛び出して大きな声で叫んだリ、またコーチがゲームをとめてポジションを修正するなど10代の選手育成の練習について、動画を交えての説明を行った。


加納氏が昭和40年代に湘南で教わったサッカーと、現在のスペインで教えているサッカーは、本質的には変わらない。「基本が大切」ということであった。

遠征の試合で、現役選手の1名が手首の骨折をした。救急車で病院に運び、加納氏も同行した。スペインの病院は、非常に友好的で治療も適切であった。病院スタッフはアスレチック・ビルバオのサポーターであり、湘南がサッカーで来ていることを知り、この診察は無料にしてくれた。サッカー文化の広がりと深さを感じる一幕であった。

後半では、サッカーでの怪我などの実例を説明する。試合中、グランドで心臓停止し、AEDで、心臓を再度動かした事例。高校生の試合で、ヘディングで競って、頭と頭がぶつかって、救急車 2台を呼んで入院した事例などを紹介。OBや現役の試合の身近に起こったことで、いつ類似のことが起こっても不思議ではなく、日頃の準備が重要である。試合会場に入ったらAEDの場所を確認する、何かあってもAEDの音声指示にしたがって、落ち着いて対応するなどを強調した。

このあと、現役生徒の代表 2名が登壇し、スペイン遠征の総括と反省を述べた。OB会のサポートで充実した遠征が実施されたことに謝辞があった。反省点では、忘れ物、パスポートの紛失から日本とは異なる治安の状況等に言及した。高校生の時代に、これだけの海外経験ができたことは大きな収穫であった。

セミナーの概要は以上であるが、この日は、OBがおよそ100名集まり、若手は午前中に試合、40才以上はセミナー終了後の夕方に試合を行った。15才から69才までが、サッカーを楽しんだ1日であった。 (48回生、関佳史)

2016.05.03

第44回湘友会セミナーのご案内

  • 日時: 2016年 8月13日(土) 開場13:00 開始13:30
  • 場所: 湘南高校 多目的ホール
  • テーマ: 「スペイン遠征でのサッカー体験と、怪我の処置」
  • 講師: 加納 正道氏 (43回生・サッカー部OB、外科医、神奈川県サッカー協会理事)
  • 主催: 湘友会、サッカー部OB会
  • 対象: 湘南高校 卒業生、在校生とその父母
  • 参加費: 無料
  • 事前申込: 不要

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【概要】
3月25日から4月4日まで湘南高校サッカー部のスペイン遠征にOB兼医師として帯同しました。例年ではスペインに加えてロンドンでも英語研修を行っていましたが、今回は、ISのテロの影響があってロンドンを避け、ビルバオマドリードのスペイン国内での旅程となりました。
湘南の現役サッカー部が強くなるために協力したいという気持と、私自身スペインでの高校生の指導を見て、サッカーをもっと知りたい、という気持ちもありました。
セミナーでは、スペインで私が見てきたサッカーの指導と、50年前私が湘南高校で教わったサッカーはどう違うのか。私の個人的な印象も含めて、遠征の報告を行い、今回の遠征での怪我の対応を含め、救急処置など医学的知識についてもお話ししたいと思います。
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【講師プロフィール】
茅ヶ崎市立松浪中学で県大会優勝。湘南高校では、高校選手権出場、関東大会には 2回出場。東北大学医学部に進学し、1972年全国大学選手権に主将兼監督として出場。
茅ヶ崎市立病院外科勤務を経て、加納外科医院院長。
日本体育協会公認スポーツドクターで、Jリーグ・ドーピングドクターを務めた。モンテディオ山形チームドクター(神奈川担当)、神奈川県国体少年チーム帯同ドクター、2002年にはU-17日本代表アメリカ遠征帯同ドクターなども務めた。

【問い合わせ先】
サッカー部OB会事務局 関 佳史(48回)
問い合わせ先 seki6644

2015.09.06

第32回湘友会セミナー報告

・日時: 2015(平成27)年8月15日(土) 15時~16時半
・場所: 湘南高校 多目的ホール
・テーマ: 「サッカーは社会的イメージ・リーダー」
・講師: 湯浅 健二(46回生 サッカー部OB、プロ・サッカー・コーチ、サッカー・ジャーナリスト)
・主催: 湘南サッカー部OB会

*講師プロフィール
1976年、武蔵工業大学卒業後、ドイツへサッカー留学。1981年、国家試験に合格し、ドイツ・サッカー協会公認プロ・サッカー・コーチ・ライセンス取得。日本ではサッカーがまだマイナー・スポーツであった時に、ドイツに渡った彼は、サッカーの本質は「世界中の人間が悲喜こもごもの<思い入れドラマ>を共有する大衆 スポーツ文化」であると気づき、同時に「チーム・サポーター」という存在が重要だと考えた。
1981年~1986年、読売サッカークラブ(現・東京ヴェルディ)コーチとして務め、日本リーグ、リーグカップ、天皇杯など、複数タイトルを獲得。その後、株式会社API(マーケティング分析・企画)設立。「Jリーグ」発足後は、会社経営と並行し、コーチ経験者の目線をベースに、フリーランス・ジャーナリストとして各種メディアで解説・論説を展開。著書に「闘うサッカー理論」(三交社)、「サッカー 監督という仕事」(新潮社)、「日本人はなぜシュートを打たないのか」(アスキー新書) など多数。

講演内容

自分はサッカー選手としては「たいした選手ではなかった」が、「サッカーが大好き」であった。大学卒業時にいろいろ悩んだが「やらないで後悔するよりとにかく、好きなことにチャレンジしよう」と、日本サッカーの育ての親と言われるデットマール・クラマー氏の母国ドイツへ留学した。(費用は主に陸送の仕事で貯め、まあまあの英語力とほんの少しのドイツ語力で。大使館や日本協会に相談し手続きを取った)
実は、最初は1.FCケルンボルシア・メンヒェングラートバッハのプロテストを受けたが、やはり、選手としては厳しく、コーチの養成学校に入る。将来日本での生活を考えた時、 経済的基盤として「トラック運転手・ドイツ語の翻訳」などでも何とかなるだろうと、 たいした不安を抱かずに勉強に専念できた。

<学んだこと>
とにかく基礎技術が大事。特にボールを止める「トラップ」の技術。弱いボール、強いボール、浮いたボールなどにどう対処するか。相手のいる中で、自分の次のプレーにすぐ移れるように。
・刻々と変わる状況の中で、自分の判断を主張するように。 (日本は協調性を大事にし過ぎる、周りの言うことを気にし過ぎ)
「自己主張」をする時には、前提として自分が「ハードワーク」をしていなければならない。そうでなければ周りから受け入れられない。また、ミスを恐れてはいけない。ミスをすると言うことは「何かをしているから起きるもの」だから。
ハードワーク=走る ということだが、一試合何キロ走ったというただの距離のことではない。全力で、ダッシュで と量と同時に「質」が重要だ。
・サッカーはグランドに出れば、自分で判断・決断・行動するスポーツ。その行動が周りの考えと同じ時、チームワークが出来てくる。
・現在の不確実な時代、社会においても自分で判断・決断・行動できることが大事であり、それが、社会的イメージ・リーダーと言える。良い意味で「自己主張」することが必要になり、個々のプライドを作ることは仕事でもサッカーでも同じである。

現役部員は、とにかく今、サッカーに真剣に全力で打ち込んでほしい。

2014.07.08

ブラジル湘友会だより ~湘南サッカー部OB御一行を迎えて~

6月22日、サンパウロ (注1) から25km西に位置する、ブラジル湘友会の貞方会長邸で、ワールドカップ (注2) に合わせて来伯した湘南サッカー部OB (注3) 御一行の歓迎会を行いました。

参加者は、日本からの鈴木 中先生以下湘南OBと関係者16名、ブラジル在住湘友会員14名、それにブラジル在住の鈴木 中先生の甥子さんを加えた総勢31名と盛会になりました。

夕方から始まった歓迎会は、鈴木 中先生の挨拶に始まり、貞方会長の歓迎の挨拶、ブラジル湘友会最長老24回生 中山顧問の挨拶と続き、順次参加者の自己紹介のあと宴会に。ブラジルの肉料理シュラスコ (注4) やしゃぶしゃぶで舌鼓を打っていただきました。

この4月に日本からブラジルに届いた「湘友会旗」を前に記念撮影を行い、懐かしい在学時代の思い出話や今回のワールドカップの日本チームの試合の様子など、話は尽きないものの、夜8時、最後に「湘南高校校歌」を斉唱し、お開きとしました。

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「お世話になりました。寄せ書きありがとう。サッカー部OB他」

2014.07.03

第20回湘友会セミナーのお知らせ「湘南高校サッカー部:スペイン・ロンドン遠征報告」

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  • 日時: 平成26年8月 9日(土) 13時~14時30分
  • 場所: 湘南高校 多目的ホール
  • 主催: サッカー部OB会
  • テーマ: 湘南高等学校サッカー部 スペイン・ロンドン遠征報告
  • 講師: 森秀樹氏 (46回生/サッカー部OB/現役サッカー部生徒の英語研修の講師)
  • 対象: 湘南高校卒業生、現役生、現役生の父母
  • 参加費: 無料
  • 事前申込: 不要

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【講演内容】
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湘南サッカー部のスペイン・ロンドン遠征は、隔年で実施され今回で6回目です。

今年は、3月21日から4月1日の日程で、マドリード(注1)、ビルバオ(注2)、ロンドン(注3)の3ヵか所を訪問。参加者は、現役サッカー部の1, 2年生 (計46名)、小林監督、OB 5名ほか。

スペインでは、今年スペインリーグ 4位の名門アスレチック・ビルバオのユースチームを始め 現地チームとの親善試合、ビルバオのガッツレウタ校(注4)との英語による交流会、プロのサッカー試合観戦、マドリード・ロンドン観光、B&Sプログラム (現地大学生とともに小グループに分かれてロンドン一日行動) など盛り沢山の日程をこなしました。スペインの同年代のチームとの親善試合では生徒達は大きな刺激を受けたようです。また、英語によるコミュニケーションの機会も多く、貴重な体験となったと思います。

今回は遠征の事前準備として、昨年8月から毎月 1回 (計 8回) 英語によるコミュニケーション研修を行いました。その様子もご紹介したいと思います。

○問い合わせ先 : サッカー部OB会事務局  関 佳史(48回生)
seki6644☆yahoo.co.jp (☆を@に変更)