盛りだくさんの38回生同期会報告

秋晴れの11月25日、38回生の同期会が藤沢ミナパークで盛大に行われました。

古稀を過ぎ、喜寿に向かってまっしぐらの我々世代は毎年同期会を開いています。当日の出席者は75名。1組から8組のクラス幹事の奮闘に負うところ大です。

これまでの同期会の進行は3組の岩井勝君 (元ドンキーカルテット) の独壇場でしたが、今回から1組から8組まで毎年幹事を順送りしてすべての企画演出進行をおこなうことになりました。ちなみに8組の番にはみんな傘寿というおめでたい年になります。湘南高校100周年の年は喜寿です。これもまたおめでたい年になります。

ということで、1組の井上君の司会で会がスタート。冒頭、早逝した同期の仲間たちへの黙祷と井上君のギターで献歌を合唱。タイトルは「思い出の海」。(デーブ久保井作詞作曲) これが実にすばらしい曲なのです。「時が忘れさせてくれる?

続いて、湘友会セミナーでも講演した逆転無罪の判決を言い渡す裁判官としてつとに有名な原田君(1組) が、2017年の日本エッセイスト・クラブ賞受賞の経緯と喜びをユーモアたっぷりに披露、岩波書店から刊行された本を贈呈。

(原田國男)
日本の刑事事件では、起訴されると99.9%を超える確率で有罪判決が出るといわれる中、東京高裁で無罪判決を言い渡す事例の多い裁判官として知られている。
多くの裁判官が検察側の立証ばかり認めてると指摘されている中で、被告人や弁護人の言い分を聞き、捜査過程に問題がないか真剣に検証し、偏らない中立的な判例を多く出していることで法曹界からも高い評価を受けている。

大阪から新幹線で駆けつけ、明日の関西支部湘友会に参加するため戻るという井関君、15年ぶりにこの会に参加した田中君、いつも二人で参加の伊澤夫妻 (2組と8組)、加山雄三とザ・ヤンチャーズの「座・ロンリーハーツ親父バンド」を熱唱してくれた風早君。

宴たけなわで湘友会長の上野君の挨拶。「みんな湘友会のホームぺージ見てますか」の私の問いかけに手を挙げたのはパラパラ。「この同期会の報告を掲載するから絶対見てくださーい!」 馬場君からの「まだ間に合います! 100周年のスローガン募集」の呼びかけに、会終了時に数名からの応募があったのは嬉しい驚きでした。

湘友会横須賀支部総会に上野君が向かう前に、中締め集合写真を撮ったのが上の写真です。ちょっとしたトラブルがあって文字が見えないボードがあります。

  「38回生 一人一役 みんなで 100周年」

会はさらに続き、会場にいくつもの輪ができ、談笑のハーモニーが響く。〆は校歌斉唱。

前述の岩井君が満を持して登場。ここでも笑いをとりながら、楽しい会はお開きとなりました。来年の幹事は2組です。期待してますよ。8つのクラスが一つのクラスになったような楽しい宴となりました。ちょっと同期会に遠のいている皆さんには「是非来年は覗いてみてください」というお願いを兼ねた報告です。以下、当日のスナップです。

文 3年7組 大宅 尚武