ニューヨーク湘友会2023年新年会の報告


1月15日 日曜日、ここ数日に比べ急に冷え込みつつもすっきり晴れた昼下がり、市内の和食レストランWokuni(うおくに)にてニューヨーク湘友会の新年会が行われました。2020年パンデミック直前の新年会以来、実に3年ぶりに対面での開催となりました。コロナ下でなかなか会えずにいた間も、会長の尾島巌先生 (39回生) や幹事の渡邊真利子さん (67回生) のご尽力で、オンラインを通じて同窓生同士の繋がりが強まっただけでなく、ネットワークはNYエリアを超えて広がっていきました。その結果、日本から到着したその足で3年ぶりに駆けつけてくださった高見広行さん (60回生) 含め、11名での賑やかな集まりとなりました。

顔を合わせた瞬間から数年分の空白を埋めるかの如く、お互いの近況や周囲の様子、コロナ禍で変わったこと、お子様の成長の話などなど、みなさんの話は尽きませんでした。さらに池辺直孝現校長と同期の小松要介さん (57回生) がこの集まりのために百周年記念誌や卒業アルバム、昭和の藤沢の写真集などをお持ちくださり、昔を懐かしんだり、在学時代の思い出に世代間の違いを見つけて盛り上がったりと、あっという間に楽しい時間は過ぎていきました。仕事や日常生活で関わるコミュニティではなかなかお会いする機会もない方達と湘南高校という縁で繋がり、世代を超えた思い出話を共有できることの面白みと遠く日本を離れても仲間がいる心強さとを噛み締める一日となりました。ランチ後さらに一部は、アイリッシュパブPeter Dillon’s Pubにて延長戦。NY湘友会立ち上げ時の話題や、それぞれの同期生の話題などで盛り上がりました。

毎回、在米歴20年30年を超える同窓生に多くご参加いただき、尾島先生をはじめ、アメリカでしっかり基盤を固め今も現役でご活躍くださる諸先輩がたのおかげで、人の出入りも激しいこのニューヨークで湘友会の活動がこんなにも長く継続できているのだと再認識できました。今年3月にはNY訪問予定の現役の生徒さん達との交流会を控えており、縦にも横にもますます繋がりが広がり盛り上がっていく予感でいっぱいです。

小林 覚 (67回生)