2024年1月27日(土)、マンハッタンの和食レストランWokuni (うおくに) でニューヨーク湘友会の新年会が開催されました。近頃、マンハッタンではイスラエル・ウクライナ情勢に関するデモ等が行われることもありますが、この日は特に混乱もなく、また、前週の寒波も収まった絶好のタイミングでの開催となりました。代表の尾島巌先生(39回生) や幹事の渡邊真利子さん(67回生) のご尽力により、母校から遠く離れたニューヨークで同窓生15名が集う賑やかな会となりました。
私は一昨年に留学のために渡米し、昨年の秋からニューヨークに駐在していましたが、仕事のつながりから知り合った奈良房永さんからお声がけいただき、今回、初めてニューヨーク湘友会に参加しました。意外にも私が最若手でしたが、私の高校卒業以前からニューヨークで生活している先輩や、私が生まれる前からニューヨークで生活している先輩方から、私の知らない時代の湘南高校やニューヨークについて教えていただきました。また、桜井信子さん(38回生) からは女子生徒が少なかった時代に生徒会長を務めたことやトランプ政権時代のニューヨークの様子に関するお話、岡本康夫さん(43回生) からは米国留学時に「どこの部族か」と聞かれJapan部族では通じなかったという逸話、野村友裕さん(66回生) からはパナマ運河やスエズ運河の現状と海運業へのインパクト等興味深い話を次々と披露していただきました。昨年オープンしたマンハッタンの鮮魚店、日本食スーパーなどのニューヨークでの生活の話から、体育祭やカラーといった湘南生であれば世代を超えて通じる話題も交え、美味しい刺身を楽しみつつ、気づけばあっという間に3時間が経っていました。
私自身は、30代に入り、ライフスタイルの変化や転勤、コロナ等により、同窓生との交流が少なくなっていました。しかし、ニューヨーク湘友会に参加させていただき、湘南生の結びつきの強さを改めて感じました。この度は世代を超えて語り合える素晴らしい会に参加させていただきありがとうございました。私も先輩方のように活躍できるよう、より一層頑張っていこうと思います。また、先輩方にお会いできる機会を心待ちにしております。
川本 健 (85回生)