去る7月27日、ニューヨーク湘友会のランチ懇親会が昨年と同じBryant Park Restaurantで開催されました。例年天気に恵まれるのですが、今年は屋外の席もちょうどテーブルの日傘が陽射しを遮り、ほどよい気温に加え公園のゆったりした雰囲気も相待って居心地よく、気付けば3時間近く過ごしていました。
参加者は以下の通りです:
尾島巌先生
竹田あけみさん
小松要介さん
野村友裕さん
ヴィヒャルト杏奈さん
小林覚
尾島先生は79歳の今でも現役を続けられており今年は80人目のお弟子さんに博士号を授与されました。来年には大学で80歳記念祝賀シンポジウムが開催されるとの事です。竹田さんは日本とアメリカを股にかけ、各地で作品の展示を行い活躍されている近況を語ってくださいました。また、小松さんと野村さんの奥様が同じ職場で働き始めたことが判明し、その偶然に驚きました。ヴィヒャルト杏奈さんからは、新しい仕事場でのご苦労ややりがいについて、臨場感あふれる語り口でお話をいただきました。
それぞれの近況報告に加え、政治経済や世界のニュースから、現代のオペラ事情のような芸術にまつわる話など、話し手にとっては身近で、でも他の方には新鮮な話題が途切れることなく提供され惹き込まれるばかりでした。たくさんの新しい情報も得られ、充実した土曜の昼下がりとなりました。皆さんと席を共にしてお話を伺う中で、次にまたNY湘友会の皆さんと顔を合わせるまでに自分も報告できることを増やさなければと、前向きに励まされる思いで帰路に着きました。
小林 覚 (67回生)