バレーボール部湘友会 浦和高校との現役定期戦、いざ復活!

本年 4月 2日、浦和高校との定期戦が復活しました。今頁にてその実現に至った背景を紹介させていただきます。

そもそも今回の定期戦復活の発端は、浦高OB戦によりバレー部若手/中堅OBがより積極的に湘友会活動に参加できるのでは…という期待にありました。

時は2015年10月、飯田君(52回生) の計らいで湘南52回生 3名、浦和高校OB会から30代、40代、50代で 3名、総勢 6名がまるで維新時代の長州と薩摩のように新橋の呑屋にて対座。遠い昔の浦高戦の思い出話に花が咲き酒の煽りも受け30分後には類似のDNAを肴に随分と盛り上った。

「ところで…」と湘南から今回の主旨を切出す。「折角の出会いの場、OB戦など如何ですか?

こちらにチームを組成できる見込みなど全くなかったが、最悪の場合、52, 55回生で対峙すれば…との覚悟はあった。

浦和曰く「良いですねぇ。浦和では毎年師走の晦日に20代、30代のOBが10チーム以上集まって気合入れてバレー祭をやっています!そこに参加しますか?」

我は困った。『これはヤバイ!年寄りが出たら病院行きだ。ここは現役戦から始めるとするか?』 瞬時にしてSilvers戦からYoungers戦に衣替え。今回の定期戦の火蓋が切られることになった。

数か月後の晦日、筆者と吉田顧問(55回生) が浦和高校に足を運び現役定期戦を正式に申し入れる。

その後、半年毎に練習試合を開催し、4月 2日、現役定期戦が復活することになった。開催前夜、特注の優勝銀杯が仕上がった。

『明日から暫く湘南高校に座すであろう輝く銀杯!』を肴に自宅で一人酒。何故か知らぬが感無量。そして、復活定期戦当日、稲垣湘南高校校長までも開会式に参列され大盛況。「記録にも記憶にも残る浦高戦」として今新たな歴史が始まった。

今回の定期戦の復活は、浦高OB会、バレー部湘友会、湘南高校の教諭や学生のご家族を始めとした各方面のご理解とご協力の賜物と云えます。この頁を借りてバレー部湘友会の役員を代表して感謝の意を表します。特に、吉田顧問の尽力なしには定期戦復活は語れません。今後は若手/中堅OBの協力を得てOB戦を企画しますので協力をお願いします。

最後に…一人酒の翌日に湘南から浦和に一年間の遠征に出掛けた一人酒の友「銀杯」、この奪取を心底より祈念して浦高戦復活の紹介とさせていただきます。

バレーボール部湘友会会長 花田琢也 (52回生)