ジャカルタ湘友会第9回会合 創立90周年を祝う

「しょーーーーなん こうとうーーー がっこーーーーう こうかーーー げんきよーーーーく」
佐藤充孝ジャカルタ湘友会応援団長(59回生)の咆哮がジャカルタ南部ポンドック・インダの夕空に響く。 

ジャカルタ湘友会第9回の会合は、10月29日(土)午後にアパートメント・ゴルフ・ポンドック・インダで行われ、今回も参加者全員による校歌斉唱で締めくくられた。 「秀麗の富士を高く、西に仰ぐこの丘♪」 北原白秋作詞・山田耕作作曲の珠玉の校歌は、日本から数千キロ離れたこの地でも、出席者全員により高らかに歌い上げられた。

今回は市内レストランによる通常の会合ではなくバーベキュー大会とし、家族も含めての懇親会の形にした。 
参加者全員での写真

雨期による雨も心配されたが、湘友会会員の日頃の行いのせいか、夕方になっても晴天が続き、爽やかな微風も相まって、絶好のバーベキュー日和となった。 デリバリーのバーベキューに加え、各人からの持ち寄り料理等に舌鼓をうちながら、現状報告やビジネス情報交換で、午後の数時間があっという間に過ぎて行った。 当日は新会員である杉立和也医師(69回生 ハラパンキタ病院へ研修派遣)による、インドネシア並びに日本の今昔医療較論のお話もあり、さすがに日本を代表する名門校の同窓会らしい「アカデミック」な雰囲気も醸し出していた。

またこの10月に母校が創立90周年を迎えたことから、参加者は遠くジャカルタから90周年を祝った。

校歌の3番の最後に、北原白秋氏は次の歌詞を残している。
 「立身報国 期せよ友よ」
 ジャカルタ湘友会会員にとっての「国」とは、日本だけでなくここインドネシアも当てはまる。 このジャカルタ湘友会で知り合った「友」と共に、日本並びにインドネシアに「報いる」べく、今後とも両国の発展・友好に身を捧げて行くこと、全員が校歌を歌いながら心の中で誓っていた。 その誓いの余韻の中、最後に佐藤応援団長のエールが鳴り響く。

「フレーーーーー フレーーーーーー しょーーーなーーーーん、フレーーーーーー、フレーーーーー、インドネシアーーーーーー」