9年の時を経て浦高戦がジャカルタで復活

埼玉県立浦和高校との伝統の一戦が、5000キロ離れたジャカルタで9年ぶりに復活した。 

5月18日ジャカルタ近郊のインペリアル・クラブ・ゴルフで、対抗ゴルフコンペ「第一回湘南高校・浦和高校交歓戦」が開催され、ジャカルタ湘友会が第一回の栄冠を手に入れた。
浦高戦 in ジャカルタ

1月にミャンマー・ヤンゴンに異動する井土前会長(53回生)はトロフィー片手に、「第1回の浦高戦に勝ててうれしい」と喜びを爆発させた。これに対し、浦高会の高橋嘉一郎会長は「今回は親睦ゴルフ」と涼しい顔。「結果は湘南側への気配り、心配り」と余裕を見せた。ジャカルタ新聞に掲載された関連記事(PDF)

両校の交歓戦は浦和側の打診により57年に開始され02年まで46回行われた。 勉学とスポーツの両立を目指す両校は、それ以来毎年5月、互いの校舎を訪問。「浦和(湘南)には負けるまい」とライバル心を燃やしながら、各部活の対抗戦で日頃の鍛錬を競ってきた。通算対戦成績は湘南が15勝、浦和が31勝であったが、今回湘南が16勝目を上げたことになる。

参加者は来年に第2回を行おうと話し合った。 日本の両校関係者はまさか浦高戦がジャカルタで復活しているとは夢にも思わないだろう。