第60回 湘友会セミナーのご案内

  • 日時: 2017年12月 2日(土) 13:30 ~ 15:30
  • 場所: 湘南高校 歴史館 スタジオ
  • テーマ: サファリ (旅) と俳句 (1964年の東京オリンピックに触発されて…)
  • 講師:  内藤 洋治 氏 (36回生) 俳号:霧野 萬地郎
  • 対象: 湘南高校 卒業生、在校生、教職員
  • 参加費: 無料
  • 事前申込: 不要

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【講演内容】
1964年の東京オリンピックではバイトで、次いで行われたパラリンピックではボランティアで、選手村に選手・役員輸送の運転手として出入りし、そこで世界の多様性を目の当たりにしました。

海外勤務地はタンザニアで 5年間、その後の米国で13年間、その間の出張も含めて、仕事場は概ね海外でした。退職後も旅を楽しんでいます。サファリはスワヒリ語で「」を意味します。

旅の印象を17音で表現して俳句を楽しむ。また、それを推敲することで、印象が深まる。直接、肌で感じた事をどれだけ表現できるかを真面目にやってきました。

芭蕉は旅を通じて、その土地がそれぞれに持つ多様性を五感で体験しました。今では地球規模でその体験ができます。俳句はサファリ(旅)を楽しむツールです。

幾つかのサファリ(旅)を俳句と写真で紹介します。その土地、その時の空気を感じ取って頂けたらと思います。

タンザニア、ラオス、ギアナ高地、ボルネオ島、エルサレム、パレスチナ、ペトラ遺跡 等

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【略歴・句歴】
1964年 慶応大学工学部在学中に東京オリンピック、パラリンピックの選手村で運転手
1971年 松下電器(現 Panasonic):ウガンダにてラジオ工場の技術指導
1972~77年 タンザニア勤務:ラジオ工場の立ち上げと運営
1978~92年 米国勤務:音響機器とセルラー電話など情報通信機器の営業
2001年~ Panasonic社を退職。以降、年に 2回の海外自由旅行
2002年 句集『サファリ』を上梓(海外詠のみ399句)
2011年~俳句誌『波』編集部長 現代俳句協会会員
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【講師HP】
霧野 萬地郎さんのホームページ