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2017.05.25

第54回湘友会セミナー湘南高校在校生対象のポスターを掲示しました

6月開催 湘友会セミナーのご案内
       「なんとなく できちゃったCM というものは存在しない」

6月24日(土) 14時~16時 湘南高校 歴史館 スタジオにて開催の
    第54回湘友会セミナーは
        人気CMプランナーの福里真一さん (62回生)
を講師にお迎えして「宇宙人ジョーンズはなぜ生まれたか?」と題して開講されます。

本セミナーを湘南高校在校生に知って頂く為に在校生向けポスターを講師の福里さんのご協力のもと湘友会セミナー委員会にて作成し、1学年9クラス×3学年、計27教室と校内掲示板等に貼付致しましたことを御報告するとともに、会員の皆様にも当Webページにて御披露致します。

是非第54回湘友会セミナー参加してみて下さい。

湘友会セミナー委員 尾髙 忠昭 (36回生)

2017.05.04

第59回湘友会セミナーのご案内

  • 日時: 2017年11月11日(土) 14:00 開始 16:00終了予定
  • 場所: 湘南高校 歴史館スタジオ
  • 主催: 湘友会  協力: 48回生有志
  • テーマ: ローカルメディアの役割 ~テレビ神奈川での挑戦の日々~
  • 講師: 関 佳史 (せき・よしぶみ) (48回生、サッカー部OB、tvkコミュニケーションズ代表取締役社長)
  • 対象: 湘南高校 卒業生、在校生
  • 参加費: 無料
  • 事前申込: 不要

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【講演内容】

テレビ神奈川は、1972年に、ネットワークに属さない神奈川県の独立局として開局。2017年で45年を迎える。

ベイスターズのナイター・高校野球の県予選・ラグビーなどのスポーツ中継、ニュースや「あっぱれ!KANAGAWA大行進」などの地域密着番組は神奈川県の多くの視聴者を掴んでいる。

一方、ヤングインパルスファンキートマトSAKU2など数々の人気音楽番組は全国でも放送され、独立局ナンバーワンの制作力を誇り、エッジの効いた番組を開発してきた。

テレビ神奈川のプロデューサーとして音楽番組の制作に長く携わった関佳史氏は、その後、編成部長、編成局長として、ドラマ・映画・バラエティ番組コンテンツの開発を行い、テレビ神奈川の番組作りの第一線を歩んできた。

今回のセミナーでは、テレビ神奈川の生い立ちから始まり、人気番組の開発の戦略や裏話を語る。
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【講師プロフィール】

関 佳史 (せき・よしぶみ)
1954年生まれ。1979年 東京大学文学部社会学科卒業。㈱テレビ神奈川入社。東京支社営業、音楽番組製作、編成などを経験。

音楽番組担当としては、ユニコーン、THE BOOM、 Mr.Children、THE YELLOW MONKEYらのアーティスト育成に携わった。

1997年には音楽番組「SAKU2~モーニングコール」を立ち上げた (「saku saku」シリーズ 1997年4月~2000年9月 同年10月~2017年3月)。開始当初にはPuffyやユースケ・サンタマリアを起用して話題を呼び、その後、木村カエラが大きくブレイクする。

ドラマ、映画「イヌ・ネコシリーズ」(2006年~現在)では、当初独立局 6局から開始し、13シリーズを制作。独立局 8局に加えて、複数の系列ローカル局が参加する製作委員会を組織した。時代劇「*1 *2 に北村一輝を起用。
2017年5月には映画「猫」を公開。

2013年、ドラマ「希望の翼~あの時、ぼくらは13歳だった~」ではプロデューサーを務め、放送人グランプリ特別賞、民間放送連盟・ドラマ優秀賞。この作品は大山勝美が総合監督として演出し、遺作となった。

2014年、テレビ神奈川取締役営業本部長。
2016年から、tvkコミュニケーションズ代表取締役社長として、子会社の経営に当たる。

写真は映画 「猫」より ©猫製作委員会 主演:北村一輝

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関佳史製作作品は、ウィキペディア検索 「関佳史」で概略が出ています。ご興味のある方は、事前にご覧ください。DVDレンタル作品も多数あります。映画 「猫は 2017年5月20日公開。全国各地で上映。

*問い合せ先: 石塚 敏明 (48回生)
tom65sony@yahoo.co.jp

2017.05.03

第51回湘友会セミナー報告

東日本大震災 復興・学び・今できること

講師: 48回生 伴野 誠 (公益財団法人 地域創造基金さなぶり勤務)
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■東日本大震災から6年が経過し、復興は着実に進んでいるものの、まだ約3万5千人が応急仮設住宅に暮らし、約13万人が自宅に住めず避難生活を送っています(数字は2017年1月時点)。また、福島県の12市町村は避難指示区域に指定され、自宅に戻りたくても戻れない人が多数います。今回のセミナーは、復興関連の業務に従事している伴野さんが被災と復興の現実を講演し、多くの湘友会の方々に参加いただきました。この報告書は参加できなかった湘友会の皆様に知っていただきたく、講演内容をまとめてみました。
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1.東日本大震災の被災状況
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2. 東北の復興

(1) 復興資金
① 企業からの支援 860億円 (2011年度) → 63億円 (2015年度) とダウン。
② 復興交付金 3兆7,023億円 (2016年12月末までの累計)

(2) インフラの復興
鉄道 (BRT、山田線復旧工事中)、商店街 (南三陸さんさん商店街、仮設商店街の設定)、 病院 (石巻市立病院の移転、仮設診療所) 等

(3) 復興に時間がかかっている理由
・被災面積が広い、建設業の人手不足、地方公務員の減少 …

(4) 復興の先にある課題
・復興後の新しいまちづくり・・・・・住民の合意形成、コミュニティの再生
・産業の復興・・・・・・・・・・・・・・・・・地場産業の復興、企業家の育成
・復興の先にある課題・・・・・・・・・・人口減、過疎化、高齢化、若年人口減
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3. 震災から学んだこと

(1) 災害への備え
・避難の大切さ (津波てんでんこ、避難場所・経路の確認、ハザード・マップ)
・住宅再建には国からの災害見舞金では再建不能、地震保険の加入がベター

(2) 災害弱者 (老人・年少者等) への対応
・近隣住民に関する情報 (災害弱者の存在確認) の入手
・災害弱者の避難を援助するのは、健常者の責任

(3) 被災者への支援
・必要な資材・・・・水、食料、薬、衣服、サランラップ、生理用品、乾電池、マスク 等
………* 避難場所の生活を想定して考えることが必要です。
・支援方法・・・・・・どこに何が必要かを確認して送る。
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しかしながら、人口減、過疎化、高齢化、若年人口減等の復興の先にある課題もある。
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4. 今できること

(1) 被災地で働く
被災地は人手不足・人材不足です。期間限定の臨時社員、地域おこし協力隊、NPOで働く。

(2) 災害ボランティアに参加する
災害発生後にボランティアセンターが設置され、受入体制が整備されます。
業務内容は多数 (瓦礫除去・生活支援・救援物資の仕分等) あります。
基本はできることをする。できないことはしない。

(3) 被災地を訪れる
被災地を訪れて被災と復興の現場・現物・現実 (3現主義) を知る、語り部さんの話を聞く。

(4) 寄付をする
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5. 私 (講師) の願い

「南海トラフ地震で巨大津波が発生しても、湘南地区で犠牲者が一人も出ないこと」

中川 俊男 (48回生)

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2017.04.30

第55回湘友会セミナーのご案内

  • 日時: 2017年 7月29日(土) 14:00 開始 16:00終了予定
  • 場所: 湘南高校 歴史館スタジオ
  • テーマ: 「徒然草」で楽に生きる
  • 講師: 山田 (森重) 喜美子 氏 (全45回生)
  • 対象: 湘南高校 卒業生、在校生、教職員
  • 参加費: 無料
  • 事前申込: 不要

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【講演内容】
「徒然草」と言うと、古文の教科書で読んだとか、最近「人生論」ブームでちょっと注目されているというイメージをお持ちかもしれません。

作者の兼好は、今から700年前、鎌倉時代後期から、幕府滅亡、南北朝動乱の時代を生きた人です。しかし「徒然草」には戦乱の影はありません。時代の中枢にいた人たちと交流があったにもかかわらずです。

なかなか謎の多い人物ですが、彼の書いている事は、いつの世も変わらぬ、世間の人付き合いの難しさ、真偽の不確かな噂話への対処法、いつ来るか分からない死にどう立ち向かうか・・・・ 昔も今も人を悩ませる普遍的な難問です。

兼好は、こうした問題を、ああでもない、こうでもないと論じています。「徒然草」は、兼好の悩みの軌跡を記したものと言えましょう。

また、彼の墓所は明らかになっていませんが、「徒然草」こそが、兼好の墓なのだと言っても良いだろうと思います。

「徒然草」は彼の死から250年ほど経た江戸時代に入って、ベストセラーになりました。

戦乱を経て平和な時代になって、人々が文化を求めたから、また出版技術が発達したから等の理由もありますが、勝たないけれど負けない生き方、芸や学問に打ち込む生き方、老いての身の処し方など、兼好の提案の多くが、人々に迎え入れられたからだと思います。老後が長くなった現代でも、他人事ではないでしょう。

楽に生き、安心して死ぬために、「徒然草」は役に立つ指標になることでしょう。
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【講師紹介】
出版社に勤務の後、フリーエディターとして「東海道五十三次ハンドブック」「奥の細道の旅ハンドブック」等を企画・編集。
2000年 博士後期課程単位取得退学。専門は初期俳諧。
2005年 オープンカレッジで「おくのほそ道と芭蕉」の講師を務め人気講座となり、以後「徒然草」「百人一首」などを担当。

2017.04.19

第52回湘友会セミナー報告

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  • テーマ: 「現在の国際社会の課題」- 「ポピュリズム」について考える
  • 日時: 2017年 4月 15日 (土) 14:00~16:00
  • 講師: 鹿取克章(よしのり)(44回生)

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1. はじめに

スポーツ紙が浅田真央さんの引退報道を競って掲載している一方、シリアで化学兵器が使われた形跡があったとか、それに対して米国がトマホークを打ち込んだとか、極東ではこの4月15日にかの国の首領生誕105年を祝うイベントが行われ、失敗したといえども早朝からのミサイル発射とか、一般紙の一面記事にも事欠かない事件が世の中を騒がせている。 そんな今、まるで計ったかのような極めてタイムリーなテーマの講演が、ここ湘南高校で行われた。
鹿取克章 元・在インドネシア特命全権大使、現・外務省参与による、「現在の国際社会の課題」である。

当日、やや風は強いものの初夏を思わせる穏やかな午後のひと時、湘南高校の歴史館では、数十人の聴衆が鹿取氏の講演開始を待っていた。 講演に先立ち、歴史館に展示されている素描の作者、向山武志氏(55回生) のご挨拶、川瀬由紀夫(ジャカルタ湘友会 前副会長/55回生) による鹿取氏ご経歴のご紹介。その後、鹿取氏からご講演を頂くことになった。


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2. 講演内容

2016年は、ベルリンの壁が崩壊し戦後冷戦が事実上終焉した1989年に匹敵する激動の年として、未来永劫記憶される年になるであろう」

昨年末の世界各国のクォリティ・ペーパーには軒並みこのような論調が並んだ。 日本の一般紙もその例に漏れない。 そして、鹿取氏の講演は、2016年が未来永劫記憶される大きな要因となり、世界を揺るがした次の2大イベントに言及することで開始された。

  • 英国のEU離脱国民投票 (6月23日)
  • 米国大統領選挙 (11月8日)

どちらの結果も周知のことであるが、鹿取氏の切り口は、この2つの結果がポピュリズムに大きく左右されたこと、そしてそのような重要な決断を左右する「ポピュリズム」台頭に対する懸念が世間で高まっている、というところから始まっている。 そして世界はこの2016年から2017年初頭にかけて、まさに「ポピュリズム」を基盤にした論調で大きく変動しつつあるとも論じた。

そんな中、国際社会における「ポピュリズム」を前提にした課題として、次の2つを挙げた。

  • ポピュリズム的主張に適切に対応できるか?
  • 国際的政治闘争のエスカレーションをコントロールできるか?

「平和維持」という切り口でとらえると、上記のポピュリズム主張及び闘争のエスカレーションによって世間を取り巻く状況が混沌(こんとん)とした場合、関係主要国間の協力推進のため、お互いに必要な信頼関係を維持・強化できるかという、極めて重要かつ難しい対応を迫られる。

そしてその対応がスムーズになされない場合、ポピュリズム的政策は、上記の二つの課題を積み残した形となり、これまで育んできた安定のためのメカニズム及び抑止力を損ない得る恐れが十分にある。

そのような望まれない事態を避けるためには、自由な民主主義体制の維持が不可欠であり、それは市民それぞれが各々意識をもって担う役割ということになる。

具体的には、下記が挙げられる。

  • 政治および外交に対する積極的関心と関与: バランス感覚、寛容性、相手の視点・問題意識の理解、連帯感、社会的勇気。
  • 情報・議論には更なる注意を向ける: 偽情報の見極め、Fake News、扇動的表現、証明されていない情報の独り歩き、陰謀理論、特定の集団・国を総体として敵視する、といった偏った理論武装を避ける。

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3. 最後に

鹿取氏講演終了後、10分の休憩をはさんで質疑応答が行われた。話題がタイムリーだったこともあり、多数の方からの質問が相次いだ。 中には、超タイムリーな「かの国」問題も発せられ、鹿取氏も公人としての立場から、「これは飲み会の席で」としなやかに受け流した場面もあった。

質疑応答終了後に、次回講演のご紹介、集合記念写真を撮影して今回の講演は終了になった。歴史館の外ではラグビーの練習、サッカーの試合が行われており、多目的ホールからはブラバンが演奏する曲が漏れ聞こえてくる。

桜吹雪 舞う中、思わず考えた。 「この平和な光景が未来永劫続くために我々は何をすべきか?」 今回の鹿取氏の講演によって、市民として我々の役割は何か、という問いを突きつけられたことを厳然と意識させられた土曜の穏やかな午後だった。

(文責 川瀬由紀夫 55回生)

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