- 日時: 2024年12月14日(土) 13時30分~15時30分
- 場所: 湘南高校 歴史館スタジオ
- テーマ: リトアニアと杉原千畝 (命のビザと人道の国)
- 講師: 重枝 豊英
氏 (全46回生) - 主催: 湘友会
- 対象: 湘南高校卒業生、在校生、教職員
- 参加費: 無料 事前予約:不要
■ 内容概要
ヨーロッパ北東部のバルト海南岸に位置する人口約280万人の小国リトアニア。「バルト三国」の一国として知られるこの国は、中世に欧州有数の強国となった歴史を持ちながら、その後ロシアなど大国による侵出、侵略に絶えず晒され、ようやく1991年にソヴィエト連邦から最終的に独立を果たしました。
ヨーロッパ北東部のバルト海南岸に位置する人口約280万人の小国リトアニア。「バルト三国」の一国として知られるこの国は、中世に欧州有数の強国となった歴史を持ちながら、その後ロシアなど大国による侵出、侵略に絶えず晒され、ようやく1991年にソヴィエト連邦から最終的に独立を果たしました。
また、第二次世界大戦時に、この国の日本国領事代理として、ナチスドイツの迫害から逃れてきたユダヤ難民に、「命のビザ」を発給した杉原千畝のことはご存じかと思います。
2015年から3年間、リトアニア共和国で外交官として勤務した経験を踏まえ、この国の文化や歴史について、また、現地での「カウナス杉原ハウス(旧日本領事館)」の修復活動など、日本との関係についてお話します。さらに、杉原千畝と藤沢市そして湘南高校との関係についても紹介したいと思います。
<講師プロフィール>
1971年 神奈川県立湘南高等学校卒業
1977年 中央大学法学部卒業
1981年 外務省入省、オーストリア、スイス、エジプトでの大使館勤務、大臣官房査察室長、通産省生活産業局関連産業課長、経済産業省大臣官房審議官等を歴任
2004年 在ウィーン国際機関日本政府代表部参事官、同公使、フランクフルト総領事、ホノルル総領事
2015年 駐リトアニア特命全権大使着任
2018年 外務省退官
リトアニア・カウナス日本友好協会名誉会員、リトアニア・パクロイス市名誉大使、ドイツ・トリアー独日協会名誉会員、ハワイ・コナ日本文化センター理事会理事、日本体育大学特別教授、福山通運株式会社取締役、日本語教師、行政書士
著書:「リトアニアと杉原千畝」―21世紀のリトアニアと日本―(国書刊行会)
(湘友会セミナー委員会)