外 岡 豊 とのおか ゆたか 風景画作品展 2020年2月21日~6月5日

外 岡 豊 とのおか ゆたか 風景画作品展
『湘南高校・美術部で得たもの ~ 持続可能社会探求の原点』
2020年2月21日(金)~6月5日(金) 午後1時~5時 日曜日休館 2月中は4時半まで
湘南高校歴史館 ギャラリー GALLERY SHONAN ART にて
歴史館には湘友会(卒業生の会)事務局があり、湘南高校の歴史について常設展示もしています。

ギャラリートーク (講演会)
「気候変動対策と持続可能社会に向けて-風景画を出発点に考える」
4月4日(土)13:30~ 15:00 どなたでも参加できます。
詳細は湘友会HPに掲載予定。案内希望の方は ytonookagmail.com に連絡下さい。(㋣を@に)

自己紹介
とのおか ゆたか。専門は環境とエネルギー、気候変動対策、持続可能社会論。
みくに幼稚園、藤沢市立大道小学校、横浜国立大学付属鎌倉中学卒、湘南高校卒(44回生)、早稲田大学理工学部建築学科卒(昭和48年3月)、同修士(昭和50年3月)、同工博。
埼玉大学名誉教授、早稲田大学招聘研究員、エコステージ協会理事、低炭素社会推進会議幹事、Imperial College London・Visiting Professor、西安交通大学,大連理工大学客座教授歴任。

湘美会(湘南高校美術部卒業生の会)、藤沢稲門会(市内在住早稲田卒業生の会,作品展に毎年出品)他所属。

展示の主旨
今回、湘南高校美術部時代から描いてきた風景画を展示するのは、そこに描かれた民家や農村のたたずまいに日本の気候風土に順応してそこに住み続けて来たやすらぎがある生活の姿を見ることができるからです その景色から私が環境とエネルギーの専門家として追求している、CO2排出削減と本当の持続可能社会につながる何かが見いだされると期待しているからです。

大型台風や世界各地の山火事、かんばつ、氷河融解、海面上昇等、危機的な気候変動を引き起こす地球温暖化、一方で2024年に資本主義が行き詰まり世界経済が破滅するという危機到来予言もあり、21世紀前半は人類社会の歴史的岐路になるとも言われています。

修士課程修了から45年間、埼玉大学を退職してからも一専門家として一市民として変わらず活動して来ましたが、一貫して追求してきたもの、その原動力は幼少期から藤沢市内から見える里山や丹沢山を見ながら感じていたこととつながっていたことを、今回の風景画展を準備しながらあらためて感じました 湘南高校美術部で風景画を描きながら知らず追い求めていたもの、それは今も自分の深いところの根幹をなしていて、環境とエネルギーの専門家として探求して来たものの原点が湘南高校の美術部でのクラブ活動にあったので
す。

ここに展示した風景画に描かれた日本の姿を見ながら、21世紀の難問をどう乗り越え、そしてその先にどのような本当の持続可能社会を追い求めて行くのか、皆さんも共にこれからの社会を想像、創造して行くきっかけになれば幸いです。

外岡 豊 (44回生)