- 日時： 2015年 10月17日(土) 10時～12時
- 場所： 湘南高校 歴史館スタジオ
- テーマ： 「組み木玩具」
- 講師： 小黒 三郎氏(30回生)
- 対象： 湘南高校卒業生・在校生
- 参加費： 無料
- 事前申込： 不要
【講師からのメッセージ】
ゲーム機などの普及により、子どもたちは一方的に刺激を与えられ、子ども自身でイメージをふくらませて遊ぶ、という能力をそがれているように思います。
自分の手を使っておもちゃを作って遊ぶことが少なくなっている今日、私は子どもたちに手を使って遊んで欲しいと思います。手を使うことによって考え、おもちゃに話しかけ、想像力をふくらませてゆく能力を子ども自ら培ってゆくと思うからです。
組み木は、糸鋸で作ることができます。作って遊ぶ喜びとともに、大人と子どもの触れ合いを持ちたいものです。
【講師略歴】
高校時代はクラシック音楽に夢中で「オンカン」に入部、階段教室でLPレコードの音楽鑑賞会をよく開いていた。
多摩美術大学絵画（油絵）科卒業後、藤沢の中学校に美術教員として勤務。その後、神奈川県の盲学校・養護学校に勤め、触察教具づくりを始める。
1980年 スイスのネフ社とデザイン契約
1983年 木のおもちゃメーカー・遊プラン設立
1995年 熊本県阿蘇郡小国町に小黒三郎組み木館「ZOOTOPIA」オープン
2012年 長野県中野市笠原に小黒三郎組み木館「ZOOTOPIA信州」オープン
目黒区美術館、北海道立近代美術館など多くの美術館にコレクションが収蔵されている。
【著書】
「小黒三郎の組み木」「動物組み木をつくる」他多数