- 日時: 2020年 1月25日(土) 13時30分~15時30分
- 場所: 湘南高校 歴史館 スタジオ
- テーマ: 暴力を受けていい人はひとりもいない ~CAP(子どもへの暴力防止)とデートDV予防ワークショップで出会った子どもたちが教えてくれたこと~
- 講師: 阿部(旧姓 坂内) 真紀
氏 (55回生) - 対象: 湘南高校 卒業生、在校生、教職員
- 参加費: 無料
- 事前申込: 不要
【セミナー概要】
子どもへの虐待やいじめ、職場でのパワハラやセクハラなどが社会問題化しています。
さらに、恋人間の暴力「デートDV」は、10代のカップルの3組に1組に起きている、とても身近な問題です。
講師の阿部真紀さんは、アメリカで誕生した子どもへの暴力防止プログラム、CAP (Child Assault Prevention) スペシャリストの資格を取得し、仲間とともにNPO法人を立ち上げ、これまで8000回以上のワークショップを開催してきました。また、「デートDV」に対する予防教育の普及と支援体制づくりを推進し、昨年「デートDV防止全国ネットワーク」を設立しました。
今回のセミナーでは、講師のこれまでの取組みや、こうした問題を「他人事でなく自分事として考える」ために、私達はどうしたら良いのかについて、お話していただきます。
【講師プロフィール】
阿部(旧姓 坂内)真紀
認定NPO法人 エンパワメントかながわ理事長
NPO法人 デートDV防止全国ネットワーク事務局長
1961年生まれ。鎌倉で育ち高校時代は合唱部。
上智大学文学部卒業、臨床心理学専攻。
高校時代の同級生と結婚、夫の転勤に伴い香港やアメリカに数年間在住。
アメリカ発祥のCAP(子どもへの暴力防止)プログラムを生かした暴力防止プログラムを開発し、2004年に「エンパワメントかながわ」を設立。
CAPプログラムをはじめ幼児からおとなを対象とした、いじめや虐待、性暴力など身近な暴力をなくすための普及・啓発活動に取り組む。
2011年には「デートDV110番」を開設。
2018年、公益財団法人パブリックリソース財団の「チャンピオン・オブ・チェンジ」日本大賞ファイナリスト。
著書に「暴力を受けていい人はひとりもいない」(高文研)