第17回 ジャカルタ湘友会開催

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『しゅうーれーいのーふじをーたかく♪』

ジャカルタの夜に、初めて湘南高校校歌を響かせたたあの日から、早3年と3か月。2013年10月21日、ジャカルタ湘友会がトルコ料理レストランTurkuaz(注1) で行われた。今回でジャカルタ湘友会も17回目を数える。

毎日同じような気候なせいもあり、そういえば、そんなに時間が過ぎていたのかと驚かされる。常夏のジャカルタと言っても、実際は一年の中で微妙に気候が変わっているそうだが、日本の四季くらい変わってくれないと私には認識不可。毎日甘い or 辛い物食べてるインドネシアの友人が、日本食を食べても味がわからない、と言っていたことを思い出す。

この3年間、破竹の勢いで31名までメンバーを増やしてきたジャカルタ湘友会であるが 激動の21世紀、いつまでも右肩上がりが続くわけもなく、ここにきて、ややひと段落。

『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である』

まさにこの言葉を地で行くような今回のジャカルタ湘友会は、湘友会、白菊会(フェリス女学院)、桐蔭会(桐蔭学園)、さらに湘南OBを含むインドネシア大学留学生が一堂に会するという、夢のコラボを実現させた。 1+1+1+1=10にも100にもなるというのはこのことか。湘南ローカルトークは鳴りを潜めたものの、一度に55個のバレンタインチョコをもらった強者や、バジャイ(注2) やオジェック(注3) も利用するチャレンジャー(これってふつう??)(注4) など、楽しい話満載で大盛況となった。多くの方に持ち寄っていただき、売るほど並んでいた、全部飲むのは不可能と思われた数々のおいしいワインも、トルコ料理とともに平らげられた。

変わるものもあるが、変わらないものもある。ジャカルタ湘友会の締めは校歌&応援エール。湘南高校校歌なんて知らない人がいても、予約していたTurkuazの個室が改修工事遅れのために使用できずopen floorでの食事会になっても、これで締める。というわけで、川瀬副会長(55回生) の音頭で、湘南高校校歌が高らかに歌い上げられ、引き続き、天野会長(54回生) の白菊会、桐蔭会への応援エールで締められた。

ジャカルタ湘友会、これは100年後もあるな。
ジャカルタ湘友会100年構想を思い描いたのは私だけではあるまい。
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