湘友会セミナー (第5回) 報告

「湘友会セミナー」第5回は、放送作家の内海邦一さん(48回生)の心躍る司会のもと、お二人の講師(48回生)による初の二部構成で、5月18日(土)に開催されました。参加者は60名でした。

第一部は、川内哲さんの講演で、「橋作り: ひょっとして、皆さん、土木の仕事を誤解していませんか?」。第二部は、伊藤友美子さんのギャラリートークで「葡萄畑に魅せられて VIIvar. 『ようこそ!』 伊藤友美子写真展」でした。(伊藤さんの写真展は歴史館 GALLERY SHONAN ARTで6月27日(木)まで開催中)

講演(第一部) の川内 哲(サトル)さんは、(株)大林組に入社されて以降、国内はもとより、シンガポール、ラオス、ベトナム、ドバイなどで建設の第一線で活躍されて来られた貴重な経験から、「若い人に、いろいろなことにチャレンジしてもらいたい。そして、若い人がチャレンジできるよう、大人はその後押しをしていただきたい」 また、建設業の仕事の一端(技術、環境共存、共同作業・・・)を紹介し、「建設業は、3Kだからやめた方がいい」ではなく、「生きがいもあるし、やりがいもある仕事ですよ!!」と若い人に是非伝えたいと言うメッセージが伝わってきました。いろいろな困難(毒へびとか・・)を乗り越えて、各国の現地の人達に喜ばれる仕事をされてきたことに敬意を表します。

ギャラリートーク(第二部)の伊藤友美子さんは、「(1) ワイン畑は、移ろう自然という装置と大小の『道具』に満ちた舞台。その中で葡萄と人間が造り出すドラマの美しさに魅せられて作品を撮っている。 (2) 国産のブドウ100%を使った『日本ワイン』も世界に伍するべく向上し、新世代の造り手たちが日本の個性を生かして、今、様々に頑張っています」 と、素晴らしい作品と素敵なトークで伝えて下さり、皆さんにワイン畑の生き生きとした世界を魅せてくださいました。ありがとうございました。

お二人とも、このセミナーを機に「新たな同窓と沢山知り合えてよかったです。」 と言われていました。
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